
名前:萩原優治
出身地:東京都世田谷区
趣味:登山、旅行、美術鑑賞、映画鑑賞、読書
一言:帰国をしてからも船友との集まりを企画し、楽しい日々を過ごしています。




2010年07月08日
美術館に思う。
東京の萩原です。
私の数多い趣味の中で最も大切にしているのが美術鑑賞である。尤も、かつてカルチャー総合雑誌『Invitation』創刊編集長を務めた際には、趣味ではなく仕事になってしまい残念だったが。
今年も既に半年が経ったが、この半年間に、大小取り混ぜると30回以上の美術展に行っている。以下にざっと振り返ってみる。
・1月「ボルゲーゼ美術館展」:東京都美術館
・2月「国宝 土偶展」:東京国立博物館
・3月「長谷川等伯展」:東京国立博物館
・4月「マネとモダン・パリ」:三菱一号館美術館
・5月「ボストン美術館展」:森アーツセンターギャラリー
・6月「オルセー美術館展」:国立新美術館
もちろん上記のような“人気美術展”以外にも足を運んでいる。宝物のように大事にしている美術展ノートからランダムに拾う。
・東京国立近代美術館 ・国立西洋美術館 ・東京都現代美術館
・山梨県立美術館 ・横浜美術館 ・横須賀美術館 ・原美術館
・松涛美術館 ・世田谷美術館 ・Bunkamuraザ・ミュージアム
・川村美術館 ・ポーラ美術館 ・出光美術館 ・根津美術館
・五島美術館 ・畠山記念館 ・大倉集古館 ・静嘉堂文庫
・ブリヂストン美術館 ・山種美術館 ・松岡美術館 ・百貨店企画展
美術展を楽しむコツの一つは、ゆっくりとマイペースで見て周る。ところが、このごろは、そうもいかないことが多い。その理由の一つは、国公立美術館があの悪名高い“独立行政法人”になったことが起因しているように思う。利益を追求するあまりに、一般受けする大型企画に走り、広告キャンペーンを張り、あまつさえ音声ガイドの貸し出しを熱心にし、ショップを拡充している有様。
殊にいただけないのが、あの音声ガイドという代物。私自身も持ち前のジャーナリスト精神から、何回か借りてみた。その内容たるやまさにお粗末の限り。学芸員が制作した解説ナレーションを美術の知識があろうとも思えないタレントがくっちゃべっている。というわけで、音声ガイドのある絵画の前ばかり人だかりがする。
大体、美術作品の鑑賞などという、ごく個人的な趣味の領野に関しては、それぞれの感性を磨いて見れば良い、というのが持論だ。自分にとって好きな作品かどうか、が基準でも良いと思っている。音声ガイドという“お節介マシン”は、どうにかならないものか。ピースボート地球一周の船旅や個人的な海外旅行でも、たくさんの美術館廻りをしたが音声ガイドは少なかった。国民性なのだろうか。
そういえば、2006年10月末に54回クルーズが帰航した直後のこと、東京都美術館に「日展」を見に行った。その広い会場内で、CCとしてボランティア通訳を務めてくれた前原(現・杉浦)麻耶さんに会った。偶然の出会いが嬉しく、その後に私の地元・下北沢で開いた飲み会にも参加してくれ、赤い糸(笑)は続いている。美術館が取り持つ縁。
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