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萩原優治の「やっぱり、地球は円かった」

2011年10月07日

六本木の赤ひげ。

東京の萩原です。

仕事のための参考書籍を探しに行った国会図書館で、面白い本を見つけた。飯島一孝・著「六本木の赤ひげ」(集英社刊)。

東京・六本木交差点から外苑東通りを東京タワーの方に向かい、飯倉片町で首都高速道路の下をくぐりぬけた麻布台と呼ばれる辺りに、異国で病気になった外国人たちを半世紀以上に渡って救ってきた診療所がある。

この「インターナショナルクリニック」院長であるエフゲーニー・ニコラエビッチ・アクショーノフ先生は、1948年に慈恵会医科大学を卒業し、3年後に医師国家試験に合格、1958年に同診療所を開院している。

彼自身、英語、日本語、ロシア語、中国語、ギリシャ語を自由に操り、看護師たちも全員が数か国語をこなすので、訪れる患者たちとの意思の疎通には問題が無い。

日本の医大に学び、日本で医師資格を取得しているので、日本の医療機関との連携もしっかりとできる。第二次世界大戦敗戦後に、外国語を理解できる医師が少なかった東京で、アクショーノフ先生の存在は、口コミで、実績で、確実に拡がり、各国大公使館や外人客の多いホテルから、非常に頼りにされてきた。

彼の治療を受けて助かった著名人には、ジョン・ウェイン、ライシャワー元米大使、シラク元仏大統領、マドンナ、マイケル・ジャクソン等々、枚挙にいとまがないほどである。

映画「黒船」撮影のために、静岡県下田市に来ていたジョン・ウェイン本人からの電話にて「私はジョン・ウェインだ」と言われて、アクショーノフ先生は、咄嗟に、変な外人からのイタズラ電話かと思い「私はナポレオンだ」と答えた、という誠に楽しい逸話には、大笑いさせられた。

この診療所では、支払い能力の無い患者でも、取り敢えず無料で治療をしたり、更には大病院への転院費用を立て替えたりして助けている。このため"六本木の赤ひげ"と呼ばれている。

同診療所では、診療に際しても、パスポートや外国人登録証の提示を求めないので、不法滞在やオーバーステイの外人たちが怯えずに、親切な医療を受けることができる。

来年には、なんと米寿を迎える老ドクターの、長年の医療人生に、心からの大拍手を送りたい。

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