2011年11月17日
代田・九条の会「3周年のつどい」に参加した。
・東京の萩原です。
11月3日(木・祝)、下北沢駅至近の日本キリスト教団 東京都民教会にて開催された「代田・九条の会」主催の『3周年記念のつどい』に出席した。
11月3日は、現在は「文化の日」と称されている国民の祝日だが、もともと、現行の日本国憲法が公布された日(施行は翌年5月3日)なのだから、憲法関連行事が行われるのには、大きな意義がある、と思う。〈閑話休題〉
今回のプログラム中の"目玉"の一つが世田谷区長・保坂展人さんの登壇。元来が市民活動家/ジャーナリスト出身で、日本社会党所属衆議院議員であった方。今年の統一地方選挙直前に発生した東日本大震災への地方自治体側の対応の鈍さに憤激して突如立候補し、世田谷区長に当選した快男児。
地方自治体の首長として何ができるのか、原子力発電所への対応も含めて、かなり明確な講演だった。私は、質問タイムの冒頭に立ち、ピースボート「地球一周の船旅」で寄港したカナリア諸島ラスパルマスにある世界で唯一の「ヒロシマ・ナガサキ広場」を例に引き、世田谷公園内に建立されている「世田谷区世界平和都市宣言碑」に倣った「護憲宣言碑」の設立に言及したが、残念ながら言質はとれなかった。保坂区長も政治家だから、仕方ないかな。
佐藤真子さんによるピアノ弾き歌い(笑)は、絶唱ともいうべきすばらしさ。特に、故・美空ひばりの広島歌謡祭グランプリ受賞曲「一本のエンピツ」とその姉妹曲とも言うべき「8月5日の夜」には、感動の拍手が鳴りやまない。また、我が国の反戦歌・厭戦歌の原点とも称されている歌人・与謝野晶子の詩を謳った「君死にたまふことなかれ」の詠唱には落涙する人が続出した。
最後に演壇に立った小倉志郎さんは「私たちは原発と共存できない」という演題の講演をしてくれた。ドイツが原発廃止を国会議決をした事実に触れ、「このことは、将来に渡って、ドイツ国家が原爆を開発・所有しない、という宣言なんです」と結ばれたのが印象的であった。ただ、惜しむらくは、小倉氏が元・原発技術者ゆえに、話が細部に渡り過ぎるきらいがあった。
憲法九条を考えたり、反原発を語れたのは、気分の良い秋の午後であった。
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