PEACE BOAT 地球一周の船旅

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旅行企画実施 株式会社ジャパングレイス 観光庁長官登録旅行業第617号 一般社団法人日本旅行業協会正会員

伊藤千尋の「世界は元気だ」

2009年12月11日

変えたから変わったアメリカ

 ピースボート上で講演する水先案内人となって10年以上になります。毎年、船に乗っていますが、船で行った場所も面白いけれど、船で出会った人はもっと面白い。なにせ、人生で何かやりたいという人がほとんどですから。

 今日(11月21日)、11年前の1998年の第24回クルーズでいっしょに乗船した仲間たちの同窓会が、東京で行われました。この同窓会は仙台の会社員、工藤原野さん(30)の主催で毎年行われています。去年の10周年には100人以上が参加しました。工藤さんは毎年新しい企画を考え、仙台からこの日のためにわざわざ東京に出てきているのです。その中でいっしょに乗船した奈奈さん(37)と結婚し、今では二人で企画・運営しています。今回の開催場所は、同じクルーズに乗船した女性が経営する地下鉄三田線の芝公園駅A1出口を出たところにあるカフェ「ULALACAFE」でした。

 今日の趣向は、11年前の船で水先案内人となった3人のリレー講演です。金丸知好さんはフェリーの旅とともにお得意のサッカーについて語り、金子貴一さんはイラク派遣自衛隊の通訳を務めた体験とともに秘境添乗員という変わった仕事に就いている人生を語りました。私の番になったので、思いつくテーマ6つを挙げました。
1.キューバ革命50年とゲバラの夢
2.東欧革命20年
3.南米はなぜ反米大陸になったのか
4.テロからオバマへのアメリカ
5.コスタリカの平和憲法
6.ベトナムはなぜアメリカに勝てたのか

 参加者にその場で「聴きたい話」に手を挙げてもらったところ、一番多かったのがテロ後のアメリカでした。

 私が朝日新聞のアメリカ特派員として赴任した2週間後に、9・11テロが起きました。まだ家も見つかっておらずホテル暮らしだったときです。アメリカがいかに愛国社会に変わっていったか、その中でブッシュ政府に反発した人々はどんな行動をとったのか、を語りました。当初のアメリカはアフガンもイラクも爆撃してしまえという世論でしたが、わずか5年でイラクからの撤退を求めるように変化しました。「変わったのではない。変えたのだ。年月がたったから自然に変わったのではなく、命をかけて社会を変えた人がいたから変わったのだ」というのが、私のいいたかったことです。その後、アメリカに黒人政権が誕生しましたが、それがアメリカにとっていかに激しい変化なのかを語りつつ、「20世紀は、理想は単なる夢物語だった。21世紀は理想を現実とできる時代だ」と述べました。

 今、世界は大きく変わっています。日本もその波の中にあります。話を終えたあと、「あのテロは陰謀ではないのか」「アメリカはなぜ無保険社会なのか」などさまざま質問が出ましたが、「いま、自分が何をすればいいのかが見えない」という女性がいました。
 今、何をすべきかの答えを知りたいなら、自分が人生でやりたいことをしっかり決めるとともに、今の時代がどんな流れにあるのかを知ることです。このブログで、今の世界、それをもたらした過去の世界、その先にある未来の世界について語りたいと思います。

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