PEACE BOAT 地球一周の船旅

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旅行企画実施 株式会社ジャパングレイス 観光庁長官登録旅行業第617号 一般社団法人日本旅行業協会正会員

伊藤千尋の「世界は元気だ」

プロフィール 四角い線の見出し

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名前:伊藤千尋
出身地:山口県下関市
趣味:旅、フルート、合唱、詩吟、ワイン、読書、映画、登山
特技:合気道、スペイン語、ルーマニア語、ロマ語、速読、速筆、講演
一言:ピースボートと関わって20年。ここ10年以上は毎年水先案内人として乗船してきました


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2010年03月08日

闘いの中に歌があった

3月7日、東京・新宿の歌声喫茶「ともしび」で講演をしました。
タイトルは「闘いの中に歌があった」です。
これまで取材する中で感じてきたのは、社会の変革があるときには人々から歌が生まれたことでした。今回は
1.「赤とんぼ」
2.「神田川」
3.「歓喜の歌」
4.「We Shall Overcome」
の4曲について、歌ができたいきさつを話しました。

「赤とんぼ」の歌詞を書いた三木露風は5歳のときに親が離婚し、母親と引き離されて育ちました。12歳でつくった俳句が「赤とんぼ とまっているよ 竿の先」で、これがそのまま童謡の4番に入れられています。離婚した母はやがて日本の婦人参政権運動の旗手となり雑誌『女権』を発行して女性の権利の拡張のために人生を捧げました。母が亡くなったとき、露風はその遺体のそばで一晩添い寝し、5歳のときからの願望をかなえたのです。
「神田川」は、一見、女性が自分の学生時代を回想して歌うという内容に見えます。この歌が出来た当時、「軟弱な4畳半フォーク」といわれましたが、実は「男性の側から見た闘う歌」なのです。歌詞を書いたのは喜多條忠氏、作曲は歌手の南こうせつ氏ですが、作詞から作曲の完成までわずか1時間でした。歌詞の最後の「ただ、あなたのやさしさがこわかった」という部分はあとから付け加えられたのです。「何もこわくなかった」若者のころに何かこわいものはなかったかと喜多條氏が考えたときに、思い浮かんだのが「デモから帰宅したときに見た、同棲していた3畳間でカレーライスをつくる彼女の後ろ姿だったこと」でした。それを見たときに甘美な日常に浸っていては自分の存在証明はできないと彼は考えて、敢えて「闘う人生」を選んだのでした。それまでずっと女性が主語のこの歌は、最後の1行だけは主語が男性の側なのです。
「歓喜の歌」の詩を書いたのはドイツの詩人シラーです。彼は封建制に刃向かう戯曲を書いたため領主と対立して放浪するはめになりました。その中でようやく理解者を得た悦びからこの歌詞が生まれました。それが当時の若者に熱狂的に迎えられ、若きベートーベンもこの詩による作曲を決意し、それが30年後に実現したのです。今やこの歌は解放の悦びを歌う歌として世界で歌われ、1980年代の南米チリの反軍政民主化運動の高まりの中で抵抗のシンボルの歌となりました。1989年の東欧革命のさいにはチェコの革命勝利集会でも歌われました。日本で始めて演奏されたのは第一次大戦のさいで、日本軍の捕虜となったドイツ兵の合奏団が徳島の収容所で演奏したことです。それが日本の年末の恒例の歌となったいきさつ・・・などを話しました。
最後の「We Shall Overcome」は米国の黒人公民権運動が高まる中で歌い継がれた曲です。
まあ、こんなことを2時間かけて話しました。
話の前後に会場の約60人の人といっしょにその歌を歌いました。歌は、できたいきさつや込められた意味を知るといっそう感銘するものがあるようで、講演する前とあとでは、みんさんの歌の力も違っていました。
この6月にはピースボートに乗るつもりですが、そのさいには船上でもこうした講座を持とうかと考えています。歌が好きな方はご期待ください。
コメント

サナア君へ、
おお、「水パ」をやってもらおうじゃないか。
で、どの本を読んで、どんなことを思ったの?
ぜひ、知りたい。

投稿者:伊藤千尋 |2010年03月12日

先日、PBスタッフに勧められて、伊藤さんの書籍を読みました。とても感銘を受け、元気がでました。69回クルーズに乗るので必ず水先案内人パートナーやります。よろしくお願いします!

投稿者:サナア |2010年03月12日

A.M.さん、さなさん、勇さん、
メールありがとう。

 船内でどんな講座をするかは、僕がどの地域で乗るか、で違うのです。
 たとえばラテンアメリカの区間を乗るときは「南米はなぜ反米大陸になったのか」「キューバはなぜ生き残ったのか」「ゲバラという生き方」「カリブの海賊とは」「日本とは違うコスタリカの平和憲法」などを話します。
 アジアなら「ベトナムはなぜアメリカに勝てたのか」「フィリピンのピープルパワー」「韓国の元気の秘密」「NGOで生きてみないか」など。昨年はヨーロッパからアメリカまで乗りましたから「東欧革命20年」「ユーゴ内戦の真実」「テロ後のアメリカ」などを話しました。90分の大部屋での講座を普通1日に1回しますが、1日に2回することもあります。
 ほかに定番として「人はなぜ旅をするのか」「君の星は輝いているか」などを必ず話します。さらにこれとは別に「ジャーナリズム講座」や、毎日昼時に護身術講座をデッキで開いていました。
 どんな話をするかは、基本的に僕が提案しますが、水先案内人パートナー(水パ)と呼ばれる乗船者のボランティアたちといっしょになって講座作りをします。水パになりたい人を船内で募集しています。講座で司会をするのはこのパートナーたちです。また、海賊の話のときは水パたちが海賊に扮した衣装を着て寸劇で盛り上げました。音楽を入れたいときはトランペットやバイオリンができる水パが講演の中で演奏しました。まあ、文化祭、学園祭のノリで楽しくやっています。
 歌についていえば、ラテンアメリカならチリの「ベンセレーモス」、キューバの「グアンタナメラ」、ニカラグアの「ニカラグア・ニカラギータ」などがありますし、革命歌に限らずとも「ベサメ・ムーチョをスペイン語で歌おう」という講座を開いて歌とスペイン語と両方、教えたこともあります。
 こんな話を聞きたいというご希望があれば、僕に、あるいはこのパートナーに言っていただければいいし、一番早いのはご自身がパートナーになっていただくことです。
どう? いっしょにやりませんか?

投稿者:伊藤千尋 |2010年03月11日

次のクルーズに乗られるんですか!?

僕も昔バンドをかじっていたので歌のメッセージ力は痛いほど分かります。
また、去年南回りに行ったので、南アフリカしかり、歌で国が生まれ変わったりすることは知っていました。

しかも伊藤さんほど世界を回られている方なら、世界中の時代の節目に誕生した革命歌なんかもお詳しいんでしょうね!

これからその船に乗る方々が羨ましいです。

投稿者:勇 |2010年03月10日

ピースボートに乗った私の友達は、
船内の講座をゲストの人と一緒に作ったって言ってたんですが、
それって何なんですかー?

伊藤さんの講座も、一般の参加者でも一緒に作る(?)というか講座作りに関わることが出来るんですか?

投稿者:さな |2010年03月10日

伊藤さんってお話の幅が本当に広いんですね!
さすが色々なところで講演会をしていらっしゃる!!

いつかピースボートには乗りたいなーと興味を持っているんですが、船内の講座って、テーマは毎回違うんですか?

前に電話で話をしてくれたスタッフの方は、
次に訪れる国のことや、その地域の社会問題などをお話頂くって
説明してくれたんですが、今回ブログに書いていらっしゃることはどこかの国の話っていう訳じゃないですよねー??

船内でこういう話しが聞きたいとかってリクエストはできるんですか?

投稿者:A・M |2010年03月10日

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