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第69回クルーズレポート

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Life Onboard

人はなぜ旅をするのか?

伊藤千尋さん(ジャーナリスト) 6月27日(日)/ブロードウェイショールーム

ピースボートではお馴染みの、そして毎クルーズ大人気の水先案内人、伊藤千尋さんが洋上講座に登場です!学生時代、キューバのサトウキビ刈りボランティアに参加し、その後「ジプシー」調査探検隊長として東欧へ。帰国後は朝日新聞社に入社し、35年にわたる記者生活の中で、中南米、ヨーロッパ、アメリカなどを取材。本日の講座では、こうした半生の中で出会った、たくさんの人々とのエピソードをお話しいただきました。伊藤さんの「旅」の物語から見えてくるのは、私たちがなぜ旅に惹かれ、旅をするのか、という根本的な思い。地球一周の旅も残り1ヶ月。伊藤さんを通じて語られる「旅」にさまざまな思いを馳せた参加者も多かったよう。

昼の講座に続いて、夜はスターライトラウンジに場を移し「君はなぜ旅をするのか?」をテーマとした、語りの時間が設けられます。まず語られたのは、その場に集まった参加者たちがなぜこの地球一周をめざしたのか。「今までの人生を見つめ直したかった」「リフレッシュしたかった」などさまざま。しかし、旅するうちに、その目的も少しずつ変わってきた、という方も多いよう。さまざまな「旅」への思いが語られる中、「旅は人生の節目を探す、最良の場」という伊藤さんの言葉が印象的な一夜となりました。

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今こそ連帯を~ラテン・アメリカとカリブ諸国若者の新たな挑戦~

ALBA IS 6月27日(日)/ブロードウェイショールーム

欧米列強による「植民地支配」の経験をもつラテンアメリカ諸国。現在は「植民地」ではありませんが、やはり欧米を中心とする国々によって作られた、不平等な自由貿易協定により、経済格差を強いられています。こうした状況に対し「持続可能な代替案」を作り出すことを目的に'04年に生まれたのが、ALBA(米州ボリバル代替統合構想)です。ベネズエラ、キューバ、ニカラグア、エクアドル、ボリビアなどをはじめとするラテンアメリカ諸国によって形成されるALBA。オセアニック号には、このALBAの若者たちがIS(ピースボート国際奨学生)として合流、本日、1回目となる企画が行われました。「ALBAからが掲げる目標、そして理想とする社会は、競争ではなく、相互の利益促進のために協力しあうもの」と語る若者たち。その実現へのロードマップとは――これからグアテマラまで、ALBA企画に注目です。

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ラグアイラ(ベネズエラ)寄港 ~エル・システマの魅力にせまる~

6月25日(金)

大きな貧富の差から、貧困層の子どもたちが犯罪や暴力へと走ってしまうことが、大きな社会問題となるベネズエラで、ひときわ注目を集めているのが「エル・システマ」と呼ばれる音楽教育システム。貧困層の子どもたちに、無料で音楽教育を行うもので、子どもたちに音楽や楽器に触れる機会とともに、将来への夢や目標を与えるものとなっています。まず訪れたのは、エル・システマで音楽を学ぶ小学生グループ。小さな子どもたちだとは思えない、迫力の演奏です。

次に訪れたのはエル・システマ本部。音楽学校の一部とは思えないような、大きなコンサートホールに一同びっくり。それもそのはず。このエル・システマ。始まった当初こそ、「小さな音楽サークル」といった規模のものでしたが、その名が広まるにつれ受講希望者が殺到。現在は、世界で活躍するプロの音楽家を輩出するほか、オーケストラとしても世界ツアーをこなすほどの実力なんです。(ちなみに、いま注目の若手指揮者グスターボ・ドゥダメルもこのエル・システマ出身!!)

ラグアイラ練習場にオジャマさせてもらいました。エル・システマが教えているのは、クラシック音楽はもちろん、ベネズエラの伝統音楽、合唱などさまざま。現在の受講者はベネズエラ国内で30万人にもなるそう。今や、ベネズエラの重要な教育システムの一つとなっているんです。

30万もの子どもたちに無料で音楽を教えているだけでもスゴイことですが、受講を希望しながら、楽器をはじめとする練習環境の不足から、「順番待ち」となっている子どもも少なくないそう。常に楽器不足の状況にあるという状況を受け、ピースボートでは、日本で中古楽器を募集し青少年オケへおくりました。この楽器を使って、音楽を始める子どもたちがいるんですね。

最後に、今日1日、見学させていただき、素晴らしい演奏を披露していただいたお礼に、ピースボートからも1曲プレゼント。曲目は『ふるさと』です。日々、エル・システマで学んでいる彼ら、彼女らの演奏にはとてもかないませんが、気持ちは伝わったよう。温かな交流の時間となりました。

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ラグアイラ(ベネズエラ)寄港 ~野球交流~

6月25日(金)

地球一周の船旅はベネズエラに寄港。「地球最後の秘境」とも言われる、ギアナ高地で知られる土地ですが、教育費や医療費をゼロにするといったユニークな社会改革でもまた注目を集めています。また、たくさんのメジャーリーガーを輩出する野球大国のイメージを持っている方も多いのでは?そう、もちろんピースボートでも野球交流をやるんです。写真は、交流に向かう前。積まれた段ボールは、今回の交流相手となってくれた皆さんへおくる野球道具です。参加者みんなで、これらをバスに積み込むところからツアーはスタート!

ほどなく交流会場へ。会場では、たくさんの子どもたちはじめ、地元の皆さんが迎えてくれました。まずは、日本で集めた野球道具をおくります。

試合開始。私たちを迎えてくれた可愛らしい子どもたちが相手……ではありません。ご覧のような、立派な体躯をした地元チームとの対戦です。ピースボートチームからは「こんなスゴそうな人たちとやんの…?」なんて弱気な声があがる、前途多難な雰囲気。とはいえ、ピースボートチームも負けていません。ピッチャーをつとめるのは元高校球児で甲子園出場経験もあるというキュージ君。彼の大活躍もあって、試合は白熱の投手戦に。

試合に出場しないメンバーも、応援で参加。船内で作ったポンポンや、持ってきた和太鼓を使って、何とも賑やか。地元の子どもたちも加わって、大盛り上がりの「応援交流」に。
そして試合終了。スコア1-0の接戦を征したのは、何とピースボートチーム!! 結果、試合内容ともに、これは歴史的な勝利と言っていいのではないでしょうか!?

試合終了後の記念撮影はご覧の盛り上がり。日本とベネズエラ、言葉が通じなくても、文化がちがっても、一緒に野球ができるだけでこんなに仲良くなれるんです。ベネズエラにもまた、大切な友人ができました。

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ベネズエラへようこそ!

ベネズエラ青少年オーケストラ 6月24日(木)/プールデッキ

明日はいよいよベネズエラ入港。入港前夜のデッキに登場したのは、もちろんこの方々、ベネズエラ青少年オーケストラの皆さんです!貧富の差が大きなベネズエラで、子どもたちに音楽を通じて夢や目標を与える「エル・システマ」という音楽教育プログラムから生まれたこのオケ。現在は世界で活躍する音楽家を輩出するものとなっており、彼らもまた、そうした先輩演奏家を目標に音楽活動を続けています。今日のコンサートでは、母国ベネズエラの音楽を中心に演奏。時にしっとりと聴かせ、また時には軽快なリズムを刻みます。コンサート後半は、洋上で行ってきたワークショップ参加者らも舞台に上がり素晴らしい演奏や歌を披露。明日はいよいよベネズエラです!!

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