PEACE BOAT 地球一周の船旅

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第76回クルーズレポート

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Life Onboard

カンボジア地雷問題検証ツアー報告会

2012年05月27日

1970年から1991年のUNTAC(国連カンボジア暫定統治機構)成立まで内戦状態にあったカンボジアでは、この間、多くの地雷が使用されました。地雷はその後も地中に残り続け、内戦終結から20年以上が経つ現在でも、400万個もの地雷がカンボジア国内に埋まっていると言われています。
厦門(中国)で本船を一時離脱し、カンボジアを訪れ地雷問題について学ぶ「地雷問題検証ツアー」に参加したメンバー有志による報告会が、ブロードウェイラウンジにて行われました。

地雷除去にかかる費用は1平方メートルあたりおよそ100円――ピースボートでは、1998年から「地雷廃絶キャンペーン・P-MAC(Peace Boat Mine Abolition Campaign)」を発足し、地雷除去支援のための募金活動を全国で展開。現地で地雷除去を行うCMAC(Cambodia Mine Action Center)と協力し、地雷除去や、除去後の土地への小学校や保健所を建設、地雷被害者への支援活動などを行っています。
「地雷問題検証ツアー」では、こうした基金によって出来た小学校や、地雷被害者のサポート施設などを訪問。報告会では、こうした行程も写真や地図を交えて伝えられます。

「私は歩くことが出来ない。でも、見える目、感じる心、聞きとる耳、そして作る手がある。出来ないことより、出来ることのほうが多いのです」地雷によって両足を失ったAAD(アンコール障がい者協会)代表のセム・ソワンタ氏の言葉を紹介するメンバー。
地雷は紛争後もその地に残り、除去処理しない限り無力化することはありません。そのため、復興の妨げになるだけでなく、戦後も多くの被害者を生み出します。手足を失った人々が生きていくのは非常に困難で、「物乞い」となってその日暮らしをするようなケースも少なくありません。AADはこうした人々への職の提供などを行っています。内戦終結から20年、地雷問題は「除去」から次のステージへ進むことが求められています。

報告会終了後、会場には物販のブースが設けられました。販売されたのは、カンボジアの人々が作ったTシャツやアクセサリーなど。売り上げは地雷除去やAADの活動に充てられます。
報告会参加者からは、「地雷の怖さを改めて感じた」「地雷という兵器がなぜここまで問題視されるのか、初めて理解した」といった声も。
実際に現地を訪れること、人々の声に耳を傾けること、その体験をより多くの人に伝えること――こうした小さな一歩から出来ることがある。そんなことを再確認する時間となりました。

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