PEACE BOAT 地球一周の船旅

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第76回クルーズレポート

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Life Onboard

アウシュビッツツアー報告会

2012年06月30日

オーバーランドツアー(※船を一時離脱し、陸路または空路により先の寄港地で再び合流するツアー)で、ポーランドのアウシュヴィッツ・ビルケナウ強制絶滅収容所を訪れたメンバー有志約30名による、「アウシュビッツツアー報告会」が行われました。こちらは、報告会の前に作られた展示コーナー。ツアーで聞いた収容所生存者の証言や写真などが展示されています。

報告会では、ナチスドイツによってここに多くの人々が「収容」された当時の様子や、ユダヤ人排斥の過程、またアウシュビッツ博物館やシンドラー博物館での体験をスライドを交えて発表します。「アウシュビッツの存在は当然知っていたし、関連する本や映画もいろいろ見てきた。しかし、実際に訪れることは全然違った。足を踏み入れた瞬間、様々な感情がわき起こってきた」と参加者の一人。

別の参加者は、「現地のガイドさんが施設を案内しながら話した『傍観者は加害者』という言葉が忘れられない」と静かに語ります。ナチスドイツが行った行為の残虐性は言うまでもありませんが、なぜこんなことが起きたのか――。当時のドイツを覆っていた空気を知り、その歴史に正面から向き合って初めて、私たちは過去に学ぶことができます。

報告会の後半では、5名の参加者がそれぞれに感じたことを語りました。ツアー参加者の中には、目を背けたくような史実に強いショックを受けた方も少なくなかったと言います。幼い頃、空襲を体験したという参加者は「戦争は二度と体験したくありません」と静かに語りかけます。「私たち日本も、戦争の被害者であると同時に加害者です。しっかりと目を見開き、歴史を学び、過去の体験を忘れてはなりません」淡々と、しかし力強い言葉が届きます。

1979年、アウシュビッツは二度とこうした歴史が繰り返されないように、と「負の世界遺産」に登録されました。報告会に参加し、改めて自身の目で見て体験する意義を感じたという方も多かったよう。「楽しい場所でないことは分かっている。でも、いつか自分もアウシュビッツを訪れてみたい」そんな声が多く聞かれる報告会となりました。

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