PEACE BOAT 地球一周の船旅

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第81回クルーズレポート

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Life Onboard

なるほどラテンアメリカ-日本人移住の歴史-

2014年01月09日

水先案内人・打村明さんによる今クルーズ最初の講座。チリ人の母と日本人の父の間でコスタリカに生まれ、その後、父の仕事の関係からラテンアメリカ(ラ米)各国で暮らした希有なバックボーンについては先日の企画でも紹介しましたが、今日の講座は、こうした経験から打村さんが立ち上げた「日系ユースネットワーク」と、ラ米における日系の歴史についてお話しいただきました。
実は打村さん、2007年のピースボートクルーズにCC(コミュニケーション・コーディネーター=通訳スタッフ)として乗船されています。「水先案内人として乗船するのは初めて。まさか自分が水案になるなんて...」とちょっと照れているよう。同時に「CCの体験が日系ユースネットの設立に繋がった」と言います。

「世界の日系人は推定約400万人。うち約半数が南米に暮らしています」。時に“内向き”と考えられがちな日本ですが、この数字には驚いた方も多かったよう。打村さんは、日系の先祖が様々な事情から海外へと渡った歴史を戦前、戦後と時代ごとに紐解きます。日本政府の斡旋や、出稼ぎ、またチャレンジ精神から海外へ渡ったものの、生きるだけでも精一杯のたいへんな苦労をされた方も少なくありません。そうした中で日系人コミュニティーを作り、学校を建て、地元の言葉や文化を学び、荒れ地を耕し――ひとつひとつ、生活の基盤と地元の方々との信頼を作ってきた歴史が、現在の日系社会に繋がっていると打村さんは語ります。

日本の大学院でラ米の社会統合について研究をしていた打村さん。自身の経験とこの研究から、2010年、世界の日系人を繋ぐ「日系ユースネットワーク」を発足。国や地域を越えた協力関係の構築を目指し活動を続けています。
「第二のチェ・ゲバラになりたかったんです」と語る打村さん。「ゲバラになるのは無理でも生きている間に、僕が出来ることを何かしたいと思ったんです」
こんな言葉に、勇気や元気をもらった、という方も多かったよう。打村さんの強い思いと、あたたかな笑顔が印象的な講座となりました。

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