PEACE BOAT 地球一周の船旅

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第86回クルーズレポート

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Life Onboard

小林隆平-魂のファーストコンサート-

小林隆平さん(ギタリスト)/ブロードウェイラウンジ

2015年01月13日

ブエノスアイレスからこの旅に乗船し、満を持してラウンジに登場したのはエクアドル在住の8弦ギター奏者・小林隆平さんです!! 10代の頃、単身スペインに渡り音楽専門学校へ。卒業後、スペイン、イタリアなど世界各地の数々のコンクールに受賞し、1978年からは演奏家として活躍する傍ら、エクアドル・グアヤキル市の音楽院で教鞭を執っています。

小林さんが操る「8弦ギター」。ギターと言えば通常は6弦。低音部にさらに2本の弦が追加されることにより、より深い表現が可能となります。しかし同時に、演奏の難易度も数段高いものに。現在、世界で活躍するプロの8弦ギター奏者は小林さんを含めて5人程度(!!)というからオドロキです。洋上で、こんな貴重な演奏が聞けるなんて、なんたるゼイタク…。

いよいよコンサートが始まります。1曲目はジュリオ・カッチーニの『アヴェ・マリア』。美しく、繊細で、しかしどこか情熱的な旋律が奏でられます。間髪入れずに2曲目、J・S・バッハの無伴奏チェロ組曲1番『プレリュード』。その名の通り、本来はチェロで奏でられる曲ですが、8弦ギターによるそれはまたチェロとは異なる、素晴らしい魅力があります。
「バッハの曲はとても複雑で、たった1つの音で全く違う音楽になってしまいます。他の作曲家だったら演奏しながら『今夜は(洋上居酒屋)波へいで何食べよっかな~』なんて考える余裕もありますが、バッハはそうはいきません(笑)」何ともオチャメな小林さん。

今夜は特別に、小林さんが大好きだというカクテル「ブラッディー・マリー」を出張販売。トマトジュースをベースにウォッカを加えた鮮やかな赤色が特徴のカクテル、今夜の演奏にピッタリの情熱的な色彩が印象的です。

続いてご披露いただいたのは、カルロス・ガルデル作曲/アルフレード・レ・ペラ作詞の『El día que me quieras(想いの届く日)』。タンゴの古典曲で、現代の踊るタンゴとは異なり、しっとりと聴かせる旋律が何とも印象的。♪あなたが私を愛してくれる日は、ただただ調和があるだけ………あなたが私を愛してくれる日は、声の響きを甘くするだろう♪ 「情熱的でロマンティックな曲ですよ」 小林さんの素晴らしい演奏も相まって、もぅドキドキです。

全13曲。至福の時間はあっと言う間に過ぎてしまうもの。鳴りやまない拍手に小林さんはアンコールのステージへ。笑顔で会場を見渡し、静かに語り始めます。「日本の文化は、僕の中でとても大切なもの」。

「スペインで音楽を学び、ラテンアメリカに暮らしていますが、日本の文化もアピールしたい。そんな中、この素晴らしい1曲に出会いました。これをギターでやれたらいいなと思って編曲したのが3年前。同じようにピースボートの洋上で披露したら、とても好評だったんです。今夜も、それをやりたいと思います」
曲は、2008年のNHK大河ドラマ『篤姫』のテーマ曲。これが素晴らしいの何のって……(スミマセン。もぅ言葉になりません)。

8弦ギターの世界と、素晴らしい演奏、そして小林さんのちょっぴりオチャメで温かな人柄に、会場に足を運んだ全員がすっかり「大・大・大ファン!!」に。一生忘れられない、贅沢な一夜となりました。

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