PEACE BOAT 地球一周の船旅

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第86回クルーズレポート

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Life Onboard

核の海『太平洋』-この美しい海を未来へ-

前田哲男さん(軍事ジャーナリスト)/ブロードウェイラウンジ

2015年02月17日

タヒチからこの旅に合流した水先案内人・前田哲男さん(軍事ジャーナリスト)が、今クルーズ最初の講座で語ったのは、太平洋で行われた核実験について。この間、同じく水先案内人のガブリエル・テティアラヒさんから核実験にまつわる講座を開講いただいてきましたが、その先を引き継ぐ形で、軍事ジャーナリストの視点から実験の背景や日本との関わりについてお話しいただきました。

「核兵器と太平洋は切っても切れない関係にある」と前田さん。これまで、世界で行われた核実験の実に15%がこの海で行われたと言います。大きな海が広がる地理的条件と、この地域の島嶼国家の多くが欧米列強の「植民地」であったことがその理由に挙げられると前田さんは指摘。そしてここで、太平洋で行われた米国による水爆実験によって被曝した日本の漁船「第五福竜丸」について取り上げます。乗組員が被曝し、放射能汚染による「食」への不安も引き起こしたこの事件は、日本に改めて「核」の恐ろしさを突きつけるものとなりました。

前田さんは「日本は原爆と水爆、両方の被害を受けた国。世界に対し、核の不拡散と核廃絶のメッセージを発信し続けなければならない」と語ります。そして「各国政府やNGOと連携し『核兵器禁止条約』を作るイニシアチブを」とも。
ひとたびデッキに出れば、周囲には美しい太平洋の海が広がります。いま、本船がゆくこの海で多くの核実験が行われた――この事実を改めて確認し、核について考える大切な時間になりました。

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