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第86回クルーズレポート

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Life Onboard

人権シリーズ-死刑制度を考える-

河内千鶴(ピースボート)/スターライトラウンジ

2014年12月17日

「人権」について考えるシリーズ企画で「死刑制度」について登壇したのは、ピースボートスタッフ河内千鶴。河内は、ある死刑囚との文通・面会を通じて死刑制度について考えるようになったと言います。
「私は死刑制度には反対です」自らの意見を最初に示し、講座がスタート。

「死刑囚はどこにいますか?」この問いに、スッと答えられる方、あまり多くないのではないでしょうか。「刑務所?」「刑務所って、刑期を終えたら出所するんじゃないの?死刑囚もいるの?」ザワつく会場を見渡し、河内が言葉を続けます。「答えは拘置所。死刑というとても大きな事柄なのに、私は何も知らなかった。知らな過ぎて、知りたかったんです」
日本では「死刑」があることは当たり前。政府が行う世論調査でも85%以上が支持していると言われています。しかし、死刑制度を採っている国は今や世界の30%以下。日本は少数派なのです。改めて数字を確認し、驚かれた方も多かったよう。

死刑を採用していないだけでなく、刑期の短縮化も進めているノルウェーの例を語ります。ノルウェーでは、犯罪の起きる原因に着目し、犯罪を犯してしまう人には「経済力・教育・愛情」の3つが欠けているという研究結果から、これらを充足させることで社会復帰を促すプログラムを採っていると言います。あくまで「更正と社会復帰」を目指すノルウェー。対して日本は、「刑務所」や「死刑」という言葉が表すように、刑罰を与えるもの。どちらが良い・悪いといった判断を下せるものではありませんが、この違いには多くを考えさせられます。
「私たちが死刑制度を選んでいるのだから、ひとりひとりが当事者意識を持って向き合わなければ」そんな河内の言葉が印象的な講座となりました。

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