PEACE BOAT 地球一周の船旅

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第86回クルーズレポート

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Life Onboard

from 3.11 広島土砂災害

スターライトラウンジ

2015年01月24日

2014年8月、広島市を襲った豪雨による大規模な土砂災害。全壊家屋130棟以上、70人以上が犠牲になるという未曾有の被害を生みました。ピースボートでは、災害発生直後から現地にスタッフを派遣。この時、ボランティアコーディネーターとして復興支援に取り組んだ鈴木隆が、当時の状況や、その後を報告しました。

広島市の土砂災害――この言葉に多くの人が、住宅地のど真ん中を土砂が突き抜けた、あのショッキングな絵を思い浮かべるのではないでしょうか。あの映像はテレビや新聞など多くのメディアで繰り返し報じられ、多くの人に土砂災害の被害を訴えるものとなりました。しかし同時に「あの場所以外の被害を知る機会を奪ってしまった」と鈴木は指摘します。事実あの時、広島市内では170を超える土砂崩れが発生し、290以上の道路や橋梁への被害が確認されていました。
流れてきた泥によって2階部分まで埋まった家々、押し流された家財道具、土石流に押し流され室内に突っ込んだ自動車……投影される、想像を絶する光景に会場は静まりかえります。

支援ボランティアに集まったのは初日だけで1300名超。これほど多くのボランティアが早々に集まるようになったことには、東日本大震災におけるボランティアの活躍がある、と鈴木は言います。しかし同時に浮き彫りになったのは、受け入れ側のスタッフ不足。災害時においては、地元自治体なども「被災」し、通常の機能が損なわれる上に、深刻な人手不足にも陥ります。「災害ボランティアの受け入れ専門のスタッフもおらず、混乱もありました。災害時に、迅速に聞き込みや情報収集を行い、状況判断のできる知識のあるスタッフの育成が必要」と鈴木は言います。

鈴木と同様、現地入りしたピースボートの安彦恵里香。ここで災害ボランティアの運営を担いました。現地のニーズを聞き、ボランティアを派遣する――ボランティアの受付から送り出しまで、すべてを行う初めての体験だったと言います。ボランティアのフローチャートを作り、必要とされる仕事や、人の流れを整理。自身の経験を振り返り、こうした活動においては「地元のコミュニティや自治会の持つ知識やネットワークを活かしながら、情報を積み上げることが重要」だと言います。
災害は起こらない方がいい、それだけに未来の災害に備えることは簡単ではありません。しかし、災害は必ず起こります。過去に学び、備える――この取り組みを続ける大切さを改めて考える講座となりました。

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