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第86回クルーズレポート

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Life Onboard

ラテンアメリカの非核兵器地帯

ロベルト・フェルナンデスさん(映画監督)/ブロードウェイラウンジ

2015年01月14日

映画『ブラジルに生きるヒバクシャ』監督のロベルト・フェルナンデスさんによる、今クルーズ最後の講座。この間、ロベルトさんの映画を軸に、広がる放射能汚染や被爆者について考えてきました。今回の企画では「核拡散」を止めるため各地で行われている条約作りの取り組みについて語っていただきました。
ロベルトさんの映画の舞台、ブラジルは1967年に非核兵器地帯条約「トラテロルコ条約(ラテンアメリカ及びカリブ核兵器禁止条約)」を批准。ラテンアメリカ14ヶ国から始まったこの条約は現在では、条約の対象となる全ての国、計33ヶ国が批准するものとなり、中南米地域では核兵器の実験・使用・製造・生産・取得・貯蔵・配備等が禁止されています。
またロベルトさんは、同様の条約として「ラロトンガ条約(南太平洋非核地帯条約)」、「バンコク条約(東南アジア非核兵器地帯条約)」、「ペリンダバ条約(アフリカ非核兵器地帯条約)」、「中央アジア非核兵器地帯条約」、「南極条約」(※南極大陸における核爆発、放射性廃棄物の処分の禁止を明記)についても解説。また自国の非核地帯化をうたった「モンゴル非核兵器国宣言」についても言及します。

こうした非核への取り組みを強化し、核のない世界を実現するためには「組織の強化」「他地域への支援」「核保有国への法的保障の要求」が重要だとロベルトさんは指摘。国連常任理事国に名を連ねる大国の思惑や、国際社会全体の利害バランスと大きく関わる事柄だけに、その道のりは非常に困難です。しかし「世界レベルで非核への意識を高めてきたのは、多くの人々の努力の賜物」と、この努力を続けていくことに希望はあると語ります。こうしたロベルトさんの言葉に勇気づけられたという方、また翻って広島・長崎のある日本の現状に危機感を感じたという方も多かったよう。「核は決して、私たちを笑顔にはしない」――ロベルトさんの言葉を胸に刻む講座となりました。

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