PEACE BOAT 地球一周の船旅

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第86回クルーズレポート

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Life Onboard

エクアドルの地方開発と「スマク・カウサイ」

クレイトン・フレデリック(ピースボート)/スターライトラウンジ

2015年01月25日

この旅にCC(コミュニケーション・コーディネーター=通訳スタッフ)として乗船している、クレイトン・フレデリックによる講座。テーマはエクアドルの農村開発です。クレイトンは、カリフォルニア大学サンタバーバラ校大学院卒。在学中、国際政治の研究を通じて、エクアドルで農村開発に取り組むNGOに約半年間、インターンとして勤務しました。

まずエクアドルの文化や伝統的な考え方を紹介。ここで「スマク・カウサイ」というキーワードが示されます。これはエクアドル憲法の前文でもうたわれているもので、直訳すると「安らかに生きる」こと。「この『スマク・カウサイ』は、アンデス山脈に連なる国々に共通する概念。先住民族の智恵と文化に基づいた発展や開発、生活のあり方を示すものです」。南米地域に古くから伝わる伝統的な言葉がなぜ今、エクアドルで注目を浴びているのか――クレイトンの解説が続きます。

2008年、エクアドルの憲法改正が行われ、この「スマク・カウサイ」に基づいた、言語・文化・民族の多様性や、文化的な「食」を守る「食糧主権」といった言葉が盛り込まれました。グローバル企業や大国の思惑に左右されない「農」をめざし、農地開発のための融資制度なども刷新。積極的な取り組みが行われていると言います。また同時に、固有種や生態系の保全・復旧のための植林や環境保護政策も拡充。「スマク・カウサイ」を軸に、エクアドルの文化と自然を活かした「持続可能な開発」が進められています。

「大切なのは、自然や動物と共生する『持続可能な開発』。共生をおろそかにするのは、極めて愚かなことではないでしょうか。未来を考えたとき、本当に大切なこととは何なのか――皆さんと一緒に考えていきたい」。クレイトンの言葉が印象的な、学び多き講座となりました。

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