PEACE BOAT 地球一周の船旅

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第86回クルーズレポート

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Life Onboard

タヒチアン・ガビの活動半生

ガブリエル・テティアラヒさん(反核・先住民族人権活動家)/ブロードウェイラウンジ

2015年02月08日

「イアオラナ!」――こんな言葉と共に登場したのは、水先案内人のガブリエル・テティアラヒさん(通称・ガビさん)。「これは私たちが毎日使う言葉。『こんにちは』と似たようなものですが、『人生を楽しんで!』という意味もあるんですよ」チャーミングな笑顔で語ります。
タヒチ先住民族の文化継承を行うNGO「ヒティ・タウ」代表で、フランスによる核実験への反対運動、タヒチ先住民族の権利回復・独立運動を続けるガビさんに、ご自身の半生と、その活動について伺いました。

投影されたのは「美しい」キノコ雲の写真。子どもの頃、実際にこの雲を見た、とガビさんは語ります。「学校にフランス軍の兵士が来て、基地へ連れて行かれました。そして、ムルロア環礁を見ろ、と言うんです。そこで見えたのがこのキノコ雲。ほんの子どもだった私たちは、ただただ『美しい』と思いました」。当時、フランス軍からは核は平和を守るものだと教えられ、「その言葉を鵜呑みにしていた」と言います。長じてガビさんはフランスへ留学。そこで核の恐ろしさを知りました。ひとりでフランスの街頭に立ち核実験反対を訴え、運動を始めます。タヒチ帰郷後も運動を続けますが、その活動はなかなか理解されなかったそう。「当初は孤独で、大変だった」と振り返ります。

たったひとりで始めた運動でしたが、徐々に広がりを見せ、タヒチの島全体を動かすような大規模なうねりとなります。ガビさんらの運動は国際社会を動かし、1996年、フランスは核実験の停止を決めました。しかし、フランスによる支配と核実験がタヒチに与えた傷はあまりに大きなもの。ガビさんは今、タヒチ先住民族の権利の回復と、伝統文化の保護・継承活動を行っています。「タヒチの将来を担う若者たちに、知識を継承していきたい」と、一歩一歩、歩みをすすめるガビさん。信念と行動力、どんな逆境にも折れない「強さ」を持ちながらも、その姿勢はあくまで柔らかくチャーミング――今日の講座でガビさんの「大ファン」になった、という参加者も多かったよう。ここからタヒチ寄港まで、ガビさんの講座はますますの注目となりそうです。

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