PEACE BOAT 地球一周の船旅

資料のご請求及び説明会のご予約は0120-95-3740

旅行企画実施 株式会社ジャパングレイス 観光庁長官登録旅行業第617号 一般社団法人日本旅行業協会正会員

第86回クルーズレポート

第86回クルーズレポート トップへ

Life Onboard

ポートルイス(モーリシャス)-前編-

2014年12月11日

オーシャンドリーム号はインド洋の島国、モーリシャスのポートルイス港に寄港しました。時に「インド洋の貴婦人」と称される美しい島。船を降りると、地元のダンサーとミュージシャンが迎えてくれました。素晴らしい晴天と輝く太陽に鮮やかな民族衣装と軽快なリズムが映える、何とも美しいお出迎えに期待が高まります。さぁ、モーリシャス観光へ出発!!

沿道に続くのはフランボヤン(和名:カエンボク)。西アフリカ原産で、チューリップのような釣鐘型の赤い花をつけます。モーリシャスでは1年を通じて見られる花ですが、時期的に、クリスマスの飾りを思わせます。

最初の目的地、タマリンの塩田に到着。タマリン(TAMARIN)はフランス統治時代に造られた塩田で、ちょうど塩の「収穫」のデモを見学することができました。スカートでは作業しづらくないの?と尋ねたところ、伝統的に続いているもので、見た目以上に機能性に優れているそう。そう言われてみると、大きな長靴でじゃぶじゃぶと塩田に入ることを考えると、スカートの方が動きやすいのかも。

収穫したばかりのフレッシュな塩。粒が大きくしっかりしています。海水を天日干しするオーソドックスな製法と品質の高さから、ヨーロッパなどでは高い人気を誇るそう。気になるお味は…すごく味が濃くて、しょっぱい!! でも、このしっかりした味わい。お料理では素材の味をしっかり引き立ててくれそうです。

ギフトショップでガーリックソルトを購入。こちらは調味料、というよりはトッピングに適しているそう。サラダやステーキにさっとひとふり――美味しそう!! 想像するだけでお腹が空いてきちゃいます。

赤・青・黄・緑の4つの色があしらわれたモーリシャス国旗。それぞれ、フランボヤンの花、美しい海と空、輝く太陽、生い茂るサトウキビを表現しています。写真、国旗の後ろにそびえるのはル・モーン山。ここは18~19世紀、厳しい労働から逃れた奴隷たちが隠れ家として身を寄せた場所で、「自由を求める奴隷たちの戦いのシンボル」として2008年、ユネスコ世界遺産に登録されました。

ル・モーン山の記念碑。奴隷制の廃止が決まった際、警察隊がここを訪れ「逃亡奴隷」たちに自由と解放を告げました。しかし、山に身を潜めていた人々は警官隊の姿に怯え、断崖絶壁から身を投げ、自ら命を絶ちました。奴隷たちが、どれほど厳しい労働と弾圧の下にあったのか――その絶望の深さに胸が痛みます。

ル・モーン山の麓に広がるビーチ。波打ち際から遠洋へ向かって、エメラルドブルーから深い青へとグラデーションを描きます。なんて美しいんでしょう……。

ビーチを後にし、今度は山の方へ。目の前には美しいサトウキビ畑が広がります。勾配のついた独特の地形から、ここでの作業は全て手作業。こうした丁寧な作業から、モーリシャスで造られる砂糖は高品質で国際市場で高価格で取引されるものに。そのため、モーリシャス産の砂糖はほぼ全て海外へ輸出され、モーリシャス国内では安価で輸入できる南アフリカ産の砂糖が一般的なんだそう。また、これらのサトウキビ畑の多くは植民地時代の名残から、現在も多くはフランス系の企業や経営者によって管理されていると言います。こうした市場はモーリシャスが外貨を得る貴重な手段ですから、良い面もたくさんあるのですが…やはりちょっと複雑な思いにとらわれます。

モーリシャスレポート・後編

ページ上部へ戻る

| HOME  | サイトマップ  | お問い合わせ  | リンク  | 会社案内  | 旅行業約款・旅行条件  | 個人情報について  | ピースボートセンター  | ライブラリー  |