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第86回クルーズレポート

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Life Onboard

トアマシナ(マダガスカル)寄港-子どもたちとサッカー交流(前編)-

2014年12月13日

インド洋を渡り、オーシャンドリーム号はアフリカ大陸の東南、マダガスカルのトアマシナ港に寄港しました。船を降りると、迎えてくれたのは地元ダンサーの皆さんの素晴らしいダンスと笑顔!艶やかな民族衣装とペイントがとってもオシャレ!

トアマシナは、マダガスカル第2の都市。マダガスカルの「東の玄関口」にあたり、現地の言葉では「タマタヴ」と呼ばれます。写真はフランスパンの屋台。マダガスカルではこうした屋台をよく見かけますが、これはフランス植民地時代の名残。食文化にはこうした歴史が色濃く表れます。

今回参加したのはマダガスカルの子どもたちとサッカー交流をしよう!という交流プログラム。サッカーを通じた国際交流を続ける「ピースボール・プロジェクト」によるものです。ここでは、今クルーズ最初のサッカー交流試合も予定。洋上で結成された、ピースボール・チームのデビュー戦でもあります。さぁ、どんな試合になるのでしょう??

訪れたのは世界各地で子どもたちの支援を行っているヨーロッパ発祥のNGO「SOS子どもの村」が運営するサッカーセンター。子どもたちはここで、スポーツ(サッカー)と勉強を学びます。月曜~土曜まで、朝・昼の給食が準備されており、スポーツも勉強もバランスよく学べるよう、しっかりと「時間割」が組まれています。さらに文房具など学用品の支援もあるという充実ぶり。そのため、このセンターへの入学希望者はたいへん多く、「SOS子どもの村」は、希望者の家庭環境や経済状況などのヒアリングを行い、入学者を決めていると言います。

国民の実に90%以上が「1日2ドル以下」で暮らす貧困状態にあるマダガスカル。2009年にはクーデターが発生、国際社会からの援助や対外貿易がストップする事態にまで陥りました。2013年12月に民主選挙が実現し、落ち着きを取り戻しつつありますが、貧困や政治腐敗など今なお多くの問題を抱えています。

マダガスカルの公立学校は、教室の不足などから半日交替制となっています。センターに通う子どもたちは、学校のない“残りの半日”をここで過ごします。マダガスカルの識字率は30%程度。教育の充実は重要課題ですが、貧困やそれに伴う複雑な家庭環境から、学校を中退してしまう子どもも少なくないそう。このセンターは、こうした子どもたちの教育や再出発のサポートを行っています。

こちらは図書館。「時間割」の中で、毎週1時間以上、必ずこの図書館で過ごすように決められているそう(スゴイ!!)。センターでは、フランス語、マラガシー(マダガスカル語)、数学、社会、理科、歴史などの授業が行われています。

授業の休み時間でしょうか。施設の周りにも、元気な子どもたちの姿がたくさん。

毎週、約200人の子どもたちがこのセンターに通っていると言います。

勉強と並ぶ大事なカリキュラムが、スポーツ。このセンターは「ライフ・スキル」を掲げており、勉強やスポーツの技術だけでなく、そこから自立した人生を送るスキルを身に付けることを目標としています。勉強とスポーツを通じて、自尊心や自主性、対人コミュニケーションスキルなど「社会人として生きるためのちから」を得て欲しい――そんな強い思いが伺えます。

しかし、何よりも可能性を感じるのはやっぱり子どもたちの笑顔。好奇心いっぱいの子どもたちの姿に、こちらまで嬉しくなります。

センターをぐるりと巡り、ここでランチタイム。子どもたちと一緒に食卓につきます。メニューは、センターで料理を勉強している子どもたち(!!)による、魚のフライとマダガスカル風チキンなどなど。ここで、子どもたちの手料理をいただけるなんて思ってもみなかったこと。それだけでも嬉しいのに、これがまた「普通に美味しい!」んですから、もぅ、何てお礼を言えばいいのやら。美味しい楽しいランチタイムの後も、交流プログラム、まだまだ続きますよー。
サッカー交流レポート、後編

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