PEACE BOAT 地球一周の船旅

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第88回クルーズレポート

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Life Onboard

ガザ-戦争しか知らないこどもたち-

清田明宏さん(国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)保険局長)/ブロードウェイラウンジ

2015年09月13日

ドバイ出港の夜、ラウンジに登壇いただいたのはUNRWA(国連パレスチナ難民救済事業機関)の清田明宏さん。今日から明日寄港するドーハまで、わずか1日ではありますが、たいへんお忙しい中を縫ってのご乗船が叶いました! 今夜お話しいただいたのは、パレスチナ自治区「ガザ」について。「戦争しか知らないこどもたち」と題し、メディアからは伝わらない「ガザの日常」を語りました。

シナイ半島の北東部、地中海に面したガザ地区。わずか360平方キロメートルの小さな「自治区」に180万もの人々が押し込められるように暮らしています。そして、この区域を囲むのは8mもの高い「壁」。これはイスラエル軍が「テロリストから安全を守るため」という名目で築いたもので、ガザ地区の人々は、壁に囲まれた中に暮らし、厳しい検問を通らないと移動もできない、苛酷な環境下にあります。
昨年7月~8月には、イスラエル軍による大規模な攻撃が行われ、1600人もの市民が命を落としました。うち500名以上が幼い子どもたちだったと言います。「わずか6歳の子どもが3度の戦争を経験しているんです。こんな世界があること、ここにも普通の人々、子どもたちが暮らしていることを忘れないでほしい」清田さんは語ります。

スクリーンに投影されるのは、清田さんが撮影したガザ地区の「いま」。生々しい、時に目を背けたくなるような――しかし目を背けることのできない写真に、会場は水を打ったように静まりかえります。
後半の質疑応答では、会場から国連の役割に期待する声もあがりますが、対する清田さんの「正直、現状の国連のやり方では変化をもたらすことは難しい」という言葉。現状がいかに困難かが伺えます。しかし、絶望するだけでは何も変わりません。「いま」を知ること、目を背けないこと、そして私たちに出来ることを問うこと――大切な講座となりました。

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