Life Onboard

今クルーズ最初の寄港地、沖縄へ。まず訪れたのは、沖縄随一の観光名所・首里城です。

首里城前にそびえるアカギの大木。年に一度、神様が舞い降りるという言い伝えがあり、神聖な存在とされているそう。また、人里近くにアカギが群生しているのはたいへん珍しく、国の天然記念物にも指定されています。

途中、プルメリアの蕾に出会いました。プルメリアと言えば、ハワイイに咲くイメージが強いかもしれませんが、ここ沖縄でもあちこちで出会えるんですよ。

ちょうど日曜日の寄港となったため、国際通りは歩行者天国に。さらに中心部では、沖縄伝統舞踊・エイサーの披露まで。これはラッキー!!

エイサーと一緒に、獅子舞も登場! こちらも沖縄の伝統芸能の一つ、悪霊を祓い、五穀豊穣と地域繁栄を祈願するものとされています。「本土」で見るそれよりも野性味にあふれた印象。さすがに子どもにはちょっと怖かったかな??

国際通りから5分ほど。たくさんの壺焼き陶器のお店が軒を連ねる、壺屋やむちん通りにやってきました。

通りは石畳でキレイに舗装され、南国ムードをかきたてる色鮮やかな花々とのコントラストも素敵です。

斜面を利用し、縦に窯を連ねることで複数の炉を一定の高温に保つ登り窯で作る「やむちん」と呼ばれる沖縄の焼き物は、沖縄の名産品の一つ。伝統の製法を守りながら、モダンな色柄のものも多く、沖縄の焼き物文化の歴史を今が感じられます。

対のシーサー……ではないですね(笑)。いい味だしてます。

マンホールも沖縄風。市章を中央に、琉球舞踊の花笠がデザインされています。こんな発見も楽しい!

こちらも那覇の観光名所の一つ、公設市場へ。魚屋さんも南国ならでは、です。こちらはイラブチャーと呼ばれる、この市場ではポピュラーなもの。見慣れない方は、このカラフルな色合いにちょっとビックリされるかも。

市場の横の小道へ入ると、そこは屋台が並ぶ賑やかな飲食街。ここでお刺身や軽食をつまむのも楽しみ!

船へ戻る道すがら、タコスを購入しました。沖縄と言えばタコライスが名物の一つとなっていますが、タコライスはタコスから転じて生まれたものですから、タコスも美味しいのは当然のこと。サクッとした食感の中に、もっちり感も残る沖縄ならではの手作りタコスは、懐かしさを感じるような味わいです。沖縄の歴史・文化を堪能し、船は次港・厦門(中国)をめざします。
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