PEACE BOAT 地球一周の船旅

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第90回クルーズレポート

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Life Onboard

ソウェトツアー報告会

ブロードウェイラウンジ

2016年02月01日

船がマプト~ケープタウンを航行するあいだ、陸路で南アフリカの首都ヨハネスブルグを訪れ、アパルトヘイト時代最大の旧黒人居住区「ソウェト」を訪れるオーバーランドツアー。その参加メンバー有志による報告会が開催されました。オープニングは、南アフリカ国家『コシシケレリ・アフリカ』の合唱です。様々な民族・人種が共に暮らす「虹の国」をめざす南アフリカをイメージした、多彩な衣装が印象的。

アパルトヘイト政権下で、差別や貧困から犯罪や暴力に走りがちな子どもたちに、将来への夢や希望を与えることを目標に生まれた音楽グループ「アフリカン・ユース・アンサンブル(AYE)」について報告します。AYEが生まれた頃は黒人がオーケストラに取り組むことは禁止されており、団員は隠れるように練習に通ったと言います。厳しい制約の下であっても、音楽を学べるという喜びは子どもたちの大きな目標となり、現在ではここからプロの音楽家となった奏者も少なくありません。ピースボートでも南アフリカに初寄港した頃から交流を続け、日本で募集した弦楽器をおくるなど支援を続けています。

続いて紹介があったのはフォトジャーナリストのビクター・マトムさん。アパルトヘイト政権下の時代から、自身の作品発表とともに、子どもたちに写真教室を開くといった、活動も続けてきました。報告会では、ビクターさんの語る「これからの南アフリカ」についても語られます。アパルトヘイトを撤廃し、新たな国作りへと歩みを進めるいま、ビクターさんは「教育と尊敬」をキーワードに挙げます。

ビクターさんの引率で訪れた「クリップタウン」について報告するのは、木村智佳さんと戸島なのかさん。ここはアパルトヘイト政権下で、黒人たちが強制移住させられた「旧黒人居住区」の一つ。アパルトヘイトの撤廃と共に表向きには黒人居住区はなくなりましたが、ここには今なお貧困層にある黒人たちが多く暮らし、差別も根強く残っていると言います。「初めて『貧困』や『格差』を体感し、こういうことなのか、と知った。同時に『私にはどうすることもできない』という無力感も感じた」。重い言葉に、問題の大きさを突きつけられたという声も。報告会終了後、会場からは「自分の中にも偏見があることに気付いた」「ここで学んだことを、より広く伝えていきたい」といった声があがります。貧困や差別といった大きな問題に対して私たちが出来ることとは――自らに問い、「知る」意義を考える大切な時間となりました。

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