PEACE BOAT 地球一周の船旅

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第90回クルーズレポート

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Life Onboard

民主主義ってなんだ?

八木啓代さん(音楽家、作家)/ブロードウェイラウンジ

2016年02月17日

20世紀、中南米の多くの国が軍事独裁政権下にあり、各地で弾圧やそれに対する抵抗運動が続きました。こうした歴史と人々の声から「民主主義」を考える企画。登壇したのは南米で活躍する歌手の八木啓代さん、聞き手をつとめるのはピースボートの許美善と、クルーズの主催旅行社ジャパングレイスで主に中南米でのプログラム作りを担当する草深比呂志です。

1970年代までチリを支配した軍事独裁政権と、人々の抵抗運動について八木さんが解説。当時のチリは、一部の富裕層や政権関係者のみが利益を占有し、貧困と格差の拡大が大きな問題となってました。そして1970年代、市民の圧倒的な支持を受け、農地改革、銅資源の国有化、格差の解消、教育・福祉の拡充を掲げたアジェンデ政権が誕生します。しかし1973年には軍によるアジェンデ大統領へのクーデターが勃発。大統領を支持した多くの人々が弾圧を受けました。逮捕、拷問、行方不明……想像を絶する人権侵害が日常的に行われたと言います。

厳しい弾圧を受けながらも正当な選挙を求めて人々は声を挙げ続け、1990年、軍事政権を退ける民主選挙を実現させます。八木さんは、この運動の背景を刻んだ映画『NO』を紹介。「民主主義とはいったい何でしょう?」と会場に問いかけます。また、ピースボートの許美善はかつての韓国独裁政権について解説。同様に民主主義の姿を問います。
「“自由”と“平等”は時に相反するもの。“自由”を推し進めれば“平等”ではなくなる。“平等”を推し進めれば“自由”は制限されます。“自由”と“平等”―このバランスが大切です。人々が少数意見を尊重し、みんなで考えること。これが民主主義の根本ではないでしょうか」八木さんの言葉が印象的な講座となりました。

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