「核軍縮・平和連合(CNDP)」「南アジア人による反核運動」の創設者のひとりであり、長年にわたり核軍縮の活動をおこなっている水先案内人アチン・ヴァナイクさんが話してくれたのは、インドが歩んできた核政策への道のりや、現状についてです。
核保有国であるインドは、1974年に初めての核実験をおこないました。実験後、多くの市民から強い反核運動が巻き起こったにも関わらず、隣国パキスタンとの緊張状態を理由に、政府は積極的な核政策を進めてきたといいます。
「核兵器自体がテロである」「核は平和利用できない」そう話すアチンさん。インドの核政策のみならず、核兵器の非道徳性、さらには日本が直面している原子力エネルギーの問題についても幅広くお話いただきました。