PEACE BOAT 地球一周の船旅

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第97回クルーズレポート

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Life Onboard

ベトナムの「アメリカ戦争」~日本と憲法9条~

ジョン・ミッチェルさん(作家、ジャーナリスト) / スターライトラウンジ

2018年04月18日

180418_8194.jpg「今ベトナムに行って、アメリカやほかの戦争のことを思い浮かべることはないでしょう。街にはケンタッキーやマクドナルド、スターバックスコーヒーなどのアメリカ企業のお店が並んでいます。」そう話すのは、ジャーナリストのジョン・ミッチェルさん。「ベトナムは、数々の戦争を戦い、守り抜いてきました。中国、フランス、日本、アメリカらの侵攻をたびたび受けているのです。ベトナムは、平和と独立を求めて、これらの外圧に耐えてきました。」宣戦布告なき戦争と言われたベトナム戦争。米国軍は1964年8月にトンキン湾事件を口実に北ベトナムを爆撃、1965年2月からは恒常的な北爆を開始し、20万人の軍が投入されました。この北爆開始が一般的にベトナム戦争の開始とされています。「ベトナム戦争でアメリカが使用した爆弾の数は、第一次、第二次世界大戦で使用された数よりも多く、広島原爆の640発分の威力に相当します。クラスター爆弾やナパーム弾、枯葉剤などが使用されました。」枯葉剤はベトナムだけでなく、アメリカでも健康被害が報告されていると語るミッチェルさん。「日本がベトナム戦争に参加しなくて済んだ理由が2つあります。1つ目は日本市民による大規模な反戦デモやジャーナリストによる報道、2つ目は憲法第9条です。これにより、日本の若い男女が戦闘で死なずに済んだのです。」
 

180418_8224.jpg沖縄戦や島での平和運動、米軍基地の汚染の影響を含む、沖縄に暮らす人びとの人権について執筆しているミッチェルさんは、2012年には米国軍による沖縄での枯葉剤使用についてまとめたドキュメンタリー映画を制作、作品は日本民間放送連盟から外国人ジャーナリストとして初めて最優秀賞を受賞しました。現在、134の国で米軍特殊部隊が活動している話すミッチェルさん。「つまり、世界7割の地域で米国軍がいるのです。しかし必要なのは、軍ではなく平和憲法とそれを守るために声を上げる市民なのです。そしてわたしはジャーナリストとして、戦争を美化するようなことはしません。」そんなミッチェルさんの力強い言葉に、大きな拍手が起こりました。

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