PEACE BOAT 地球一周の船旅

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第97回クルーズレポート

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Life Onboard

「パラオの誓い」と気候変動

ブロードウェイラウンジ

2018年03月13日

180313_4738.jpg第97回クルーズでは、国連の持続可能な開発目標(SDGs)を推進するための教育プログラム「アジアの持続可能性のための航海」を実施しています。プログラムの参加者は、SDGsについて学ぶ学生や活動家たち。船内では講座やワークショップ、意見交換などを通して学びを深めています。今日はその中でパラオからのユースとして参加している4名に、パラオの気候変動や問題などについて話してもらいます。

180313_4726.jpgたくさんの島があるパラオですが、気候変動からくる海面上昇により岩礁の低い島では浸水し、中でも人が生活している場所では深刻な状況になっていると語るユースのひとり。「わたしたちの主食はタロイモです。海水がタロイモ畑に入らないように、隣接するマングローブ林との間に仕切りをしていますが、海面上昇で乗り越えられてしまいます。」タロイモは食べられるようになるまで、2年かかるそう。そのため、一度ダメになると食料問題に発展してしまうと言います。もうひとつ、パラオでは台風が大きな問題になっているそう。「過去は10年に1度しかこなかった台風が、2011年、2012年と連続で来たことで、多くの家屋が損壊し、復旧に大変な時間と労力がかかりました。」そのほか干ばつによる飲料水不足など、パラオが抱える問題は多くあります。
 

180313_4769.jpg「パラオ以外の国から流れ着くゴミやサンゴの死滅と種類の減少、密漁行為など、海の中でもたくさんの問題があります。」漁業については、魚の種類ごとに禁漁期間・禁漁魚種が定められているそうですが、違反する人が後をたたないのが現状です。「わたしたちが着ているシャツに書いている『BUL』はパラオ語で、一時的に止める、という意味です。これは、禁漁期間に一時的に漁業をしない、というメッセージが込められています。」少しずつ環境問題が悪化していくパラオでは、2017年12月から観光保護誓約「パラオ・プレッジ」政策が導入されました。これは、観光客による環境破壊にストップをかけ、パラオ独自の文化と環境保護を行う目的で、次世代を担うパラオの子どもたちに向けた誓約です。国の法律や入国手続きの改訂、国で一丸となって環境保護を目指す、世界で初めての事例なんだそう。パラオはもちろん、世界中の子どもたちに美しい自然、そして地球を残したい、そう強く感じる企画となりました。

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