PEACE BOAT 地球一周の船旅

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第97回クルーズレポート

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Life Onboard

カメムシのおいしい食べ方

松本仁一さん(ジャーナリスト) / ブロードウェイ

2018年03月14日

180313_2160.jpg元朝日新聞記者で、ナイロビ支局長、中東アフリカ総局長などを歴任。日本におけるアフリカ取材の第一人者、ジャーナリストの松本仁一さんの講座が始まりました。何と言っても気になるのは、講座タイトル。カメムシがおいしい?? カメムシの調理法?? 大注目の講座に、多くの人が会場に集まりました。「初めてカメムシを食べたのはジンバブエのある都市。当時のジンバブエはハイパーインフレの最中で、卵が10個で100万円なんて時代でした。」そんな時に市場で出会ったのがカメムシなんだそう。「カメムシを売っているおばちゃんに何に使うのかと聞くと、食べるんだと言われました。」この地域では、塩茹でカメムシの天日干しはポピュラーな一品なんだそう。地元の人が食べているものは食べられる。そして食べる!これがポリシーと、カメムシに挑みます。気になるお味は…「ポリポリと、小エビの唐揚げのような食感でおいしかったですよ。」カメムシは現地の言葉でハルーラと呼ばれ、おやつやスープの出汁などにも使われているんだとか。

180314_2159.jpgもうひとつ、さまざまな食文化として挙げたのがケニアのマサイ族。500頭の牛と500頭の山羊とともに生活をしているそう。「彼らは牛の血とミルクを合わせたものを飲みます。身体に必要なビタミンを牛の血から採っているんです。」その言葉におどろきの声があがります。ビタミンなら穀物や野菜、果物を食べた方がいいのではと思いきや、マサイには“土から生えてくるものは不浄”とする言い伝えがあると言います。「彼らの住む土地も乾燥地帯。耕作に頼るのは現実的ではありません。だから、耕作に依存する生活にならないよう、それが神の教えだとしたのです。牛の血を飲むことは、この土地の合理的な食文化なんです。」日本でも、魚が捕れない県ではタンパク質を補うためにイナゴや蜂の子を食べることもあります。松本さんは、どんなものでも『ゲテモノ、野蛮』と眉をひそめるばかりでなく、環境や生活背景などとあわせて考え、その理由を知ることも大切だと講座を締めくくりました。
[レポート:堀内佐和]

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