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PEACE&GREEN BOAT 2015クルーズレポート

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Life Onboard

息子の意志を引き継いで-被爆二世の父親として-

キム・ボンテさん、イ・ゴクチさん/スターライトラウンジ

2015年08月05日

韓国で初めて、自身が「被爆二世」であることを公表し、その実情を訴える活動を続けたキム・ヒョンユルさん。そのご両親、キム・ボンテさん、イ・ゴクチさんご夫妻が洋上講座に登壇。お二人は、キム・ヒョンユルさんの「遺志」を継ぎ、在韓被爆者とその家族の思いを発信しています。

イ・ゴクチさん(写真左)。6歳の時、広島で被爆しました。一命を取り留めたものの、続く韓国人への差別や、日本政府からの通達から1945年10月に韓国へ。後にキム・ボンテさんと結婚し、双子の男の子が産まれました。しかし双子の兄は生後まもなく死亡。弟のヒョンユルさんも身体が弱く、高校を2年で退学し通院しながら専門学校へ進むものの入院のため半年で退学「先天性免疫グロブリン欠乏症」と診断されました。遺伝性、そして母が被爆者であることが大きな要因と指摘され、ヒョンユルさんは自身の状況をメディアに公表。同様の症状を抱える在韓被爆二世らの現状と補償を訴えます。しかし、韓国・人権委員会の調査結果はヒョンユルさんの訴えを認めず、ヒョンユルさんらが韓国国会へと提出した「原爆被害者特別法」も実現していません。

2005年、ヒョンユルさんは東京へ。在韓被爆者二世の問題を伝えるセミナーを開催しました。その1週間後、ヒョンユルさんは死去、34歳の若さでした。
息子の遺志を継ぎ、キム・ボンテさんは反核活動に携わります。「日本と米国は、侵略と原爆投下に対して賠償を行うべきです。そして、韓国政府には在韓被爆二世の問題を認定し、日米政府へ交渉や対話を働きかけてもらいたい」そう訴えます。
日韓両政府の「狭間」で、満足な補償や救済も無く苦しむ在韓被爆者。そしてその二世、三世の苦悩――ボンテさん、ゴクビさんの語りから「原爆被害は日本人のみの問題ではない。歴史認識や戦後補償はもちろん、差別や植民地主義といった問題も含まれていることを、改めて知った」という声も。

「核なき社会でなければ、真の平和は訪れない」
ボンテさんの言葉を胸に刻む、大切な講座となりました。

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