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船でも寄港地でも!世界一周で出会う絶景の紅葉

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船でも寄港地でも!世界一周で出会う絶景の紅葉

色づいた木々が風景を彩る紅葉は、秋という季節の中でも限られた期間だけ目にすることができる自然の芸術。ピースボートクルーズでは2019年、世界的な紅葉のメッカであるカナダのメープル街道を訪れました。船旅に同行した写真家の水本俊也さんに、その魅力を伺います。

水本俊也(写真家)
鳥取県出身、横浜市在住。学生時代にヨット部に在籍、海をこよなく愛す。客船写真師を経て、フリーの写真家となる。2004年よりピースボートクルーズに乗船し、世界各国で撮影を続けている。日本写真家協会会員(JPS)。

紅葉の中を進むシーニッククルーズ

シーニッククルーズの舞台となるのは、カナダ東部、ナイアガラの滝と大西洋を結ぶセントローレンス川です。1年のうちわずか30日間弱という限られた期間、およそ800キロメートルにわたってメープル(カエデ)やオーク、ポプラ、シラカバなど、色とりどりに染まった木々が岸沿いを埋め尽くす色鮮やかな絶景が姿を現します。セントローレンス川のように川幅の広い大河をクルーズ客船で進むのは、日本ではできない体験。水本さんはその醍醐味を、「ダイナミックな自然と紅葉が織りなす風景に包まれる感覚」なのだと話します。

晩秋に訪れたこのときは、外気温はかなり低く、デッキに出ると凛とした空気に包まれました。河口付近では広かった川幅もケベック・シティに差し掛かる辺りから徐々に狭くなり、そびえ立つ山々が間近に迫ってきます。赤や黄色、オレンジに色づいた燃えるような紅葉以外にも、常緑樹の緑や空の青、水面の色などさまざまな色彩があり、その雄大さはまさにワールドクラス。水本さんは、二大運河やフィヨルドに匹敵する感動があると言います。穏やかな流れの川を滑るように航行しながら、刻々と変化する景色を半日ほどかけて堪能します。

新旧が融合する街を歩く

リバークルーズの翌日に訪れるのは、旧市街、ダウンタウンのそれぞれに見どころがあるモントリオールの街。船を降りて港から10分ほど歩くと、旧市街のランドマークともいうべきモントリオール大聖堂が見えてきます。重厚感のあるネオ・ゴシック様式の外観だけでも見応えがありますが、この聖堂の見どころは絢爛豪華な内装にあります。建物の中に一歩足を踏み入れると目に入ってくるのは、コバルトブルーの光に照らされた黄金の祭壇と、きらめくステンドグラス――金と青のコントラストに包み込まれるよう。

セントローレンス川沿いの道を歩くと、石造りの歴史ある建物と紅葉が織りなす素晴らしい風景が堪能できます。また、高層ビルが建ち並ぶダウンタウンに足を運べば、カナダ第二の都市といわれるモントリオールの活気にふれられるでしょう。ダウンタウンからはぜひ、世界最大の地下街としても有名なモントリオール地下街へ。メープル味のお菓子やサーモンの缶詰といった定番のお土産をはじめ、何でも揃うショッピング街は眺めているだけで気分が華やぐもの。本場のメープルシロップ専門店での味比べも大きな楽しみです。

紅葉に彩られた世界遺産の街並み

モントリオールに続いては、北米最古の街といわれる古都ケベック・シティへ。この街の旧市街は、入植当時の景観が色濃く残っていることから世界遺産にも登録されています。紅葉に染まる街へと船が入ってゆく、美しい入港シーンも大きな見どころです。港から街までの距離も近く、船を降りて少し歩けば、紅葉に彩られた世界遺産の街並みが広がります。旧市街は坂の上に築かれたアッパータウンと川辺に広がるロウワータウンに分かれており、丘の上から見下ろす紅葉とふもとから見上げる紅葉、ふたつの景色が楽しめます。

ケベック・シティを訪れたらぜひ行ってほしいと水本さんが勧めるのが、アッパータウンにそびえる古城のようなホテル「フェアモント・シャトー・フロンテナック」です。セントローレンス川を見下ろす最高の立地に建っており、ホテル前からは、紅葉と歴史ある街並み、そして停泊する船を見渡す大パノラマを望むことができます。 また、街の郊外に位置するモンモランシーの滝も、ぜひ足を運びたいスポット。ナイアガラの滝以上の落差を誇る豪快な滝と、紅葉が織りなす大自然のハーモニーが堪能できます。

今後、人気のコースとなる航路

シーニッククルーズと寄港地という、二つの異なるアプローチで雄大な紅葉を楽しむひとときは、世界一周クルーズの中でもひとつのハイライトとなる特別な体験です。クルーズ客船での撮影経験が豊富な水本さんも、メープル街道をめぐる航路は今後人気のコースになるはずだと太鼓判を押します。そして目を輝かせながら、「ぜひ紅葉に染まるメープル街道を再訪して、この季節、この場所だからこそ目にすることができる雄大な風景をもう一度味わいたい」と語ってくれました。

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