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ピースボートクルーズではロシア軍によるウクライナ侵攻で被害を受けるウクライナ市民を支援するための緊急募金を受け付けています。
集まりました募金は一般社団法人ピースボート災害支援センター(PBV)を通じて、ルーマニアに避難をしたウクライナ避難民支援を行う「PATRIR」(ルーマニア平和研究所)に届けられます。募金についての詳細や支援先の紹介は以下よりご確認ください。

※ピースボート災害支援センターにリンク

ピースボートクルーズとウクライナ

1983年の設立から船旅を通じて国際交流を続けるピースボートは、ウクライナに本社を置く船会社の「オリビア号」(旧:カレリア号)を1995年からチャーターし、計16回のクルーズを実施しました。
1991年のソビエト崩壊から独立したウクライナは、国家をあげて海運事業に力を入れ、世界の多くの船舶の運航をウクライナ人乗組員(クルー)が支えました。

写真 / タワーブリッジ(ロンドン)をくぐるオリビア号。橋の両岸からは歓声が上がる。(2002年)

のべ1万人が乗船したウクライナ客船

ウクライナ客船での船旅にはのべ1万名を超える方が乗船し、世界各地を訪れました。一度の航海で約3ヵ月間の時間を共に過ごしたクルーとは、旅の”同伴者”として、多くの乗船者との間に交流が生まれ、それはお互いの文化を知るきっかけになる出会いとなりました。

写真 / ウクライナ文化を紹介する、クルーによるディナーイベント

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ウクライナへの寄港

ピースボートクルーズでは2012年からオデッサ港(ウクライナ)に寄港し、現地の人びととの交流を深めてきました。現地では歴史探訪や暮らし体験のツアーなどを実施。さらに、現在ウクライナが抱えているストリートチルドレンの問題について検証するツアーも実施し、船上に市民を招いての平和構築対話プログラムなども行いました。

写真 / 初寄港時には現地受入団体と共催でオデッサ市内でイベントを開催(2012年)

国境を越え、人と人とが繋がる船旅だから

それぞれの国の利害を超え、人と人とが出会う交流を―― 1990年の初の世界一周クルーズを経て、1998年以降年に三度、一年を通じて世界一周を行うようになったのは、ウクライナの船会社が運航する「オリビア号」をチャーターしてからのことでした。多くの出会いと学びを運んだ船のクルーたちへ私たちの支援を届けたい。多くの皆さまからのご支援をお待ちしています。ご協力、よろしくお願いいたいします。

写真/ 多くの参加者がウクライナ客船で世界をめぐった

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あの笑顔はいずこ
-水先案内人から皆さまへ-

ウクライナのオデッサ港は、エイゼンシュテイン監督の『戦艦ポチョムキン』の重要な舞台である。コサック兵に攻撃されて、乳母車が転げ落ちるシーンのモンタージュは、世界映画史に名高い。
ピースボートのクルーズを16回、世界一周を13回も支えた「オリビア号」はウクライナの客船で、わたしは何回か乗船して、ウクライナのひとたちに親近感を感じていた。> 続く

バーのカウンターにいるセルゲイやピアニストのサーシャなど、突然、ロシアが侵攻して、戦場と化した街にいてどうしているだろうか。船室係もほとんどオデッサから来た人たちだった。交代の期日が来て、船から降りて行く人たちは、うれしそうに故郷にむかっていった。その笑顔が懐かしい。ロシアはただちに撤兵せよ。
ぜひ、ピースボートのウクライナ難民支援にご協力ください。

写真上 / 船上で講座を行う鎌田さん  写真下 / ウクライナ客船「オリビア号」船上

鎌田慧 KAMATA Satoshi

日本のルポライターの草分け的存在で、原発や教育、労働などをテーマに現場に密着した取材を続けている。1985年からピースボートクルーズに水先案内人として乗船し、船内講座を行ない、ピースボート 「旅と平和」 エッセイ大賞、選考委員長も務めている。『反骨 鈴木東民の生涯』で新田次郎文学賞受賞。『六ヶ所村の記録』で毎日出版文化賞受賞。『自動車絶望工場』など翻訳も多数。

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クルーを代表し、船長より

日本の皆さん、ピースボートの皆さん、こちら船長です。皆さんと一緒に12年以上にわたり、大洋や各地の海をめぐってきました。嬉しいことも悲しいことも、船旅の成功も共に分かち合ってきました。今も、皆さん一人一人の顔をはっきりと思い浮かべることができます。
今、ウクライナがこのような状況にある中で、皆さんのサポートは私たちにとって、とても大切です。本当に心から感謝をしています。どうか心配しないで。嵐は来るけれど去っていくことを信じて。いつの日か、私は必ずまた皆さんと船に乗り、皆さんに向かって呼びかけます。「皆さんこんばんは、親愛なる皆さん、こちら船長です!」皆さんのことを、いつも思っています。
ピースボートクルーズ船長 ビクター・アリモフ
Peace Boat Captain Viktor Alymov

ビクター・アリモフ
オデッサ(ウクライナ)在住。2010年からピースボートクルーズに船長として乗船。400名以上のクルー(乗組員)の代表として航海の指揮を取る。 多数のウクライナ人クルーを代表しキャンペーンへのメッセージを寄せた。

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街頭募金を行っています

船旅をコーディネートするNGOピースボートは、全国のピースボートセンターで活動するボランティアスタッフを中心に、街頭募金を行っています。街頭でも多くの方から支援をいただいています。
2022年3月2日に開始した緊急支援募金はこれまでに 700名以上の方にご協力いただき、 1000万円以上の支援金が集まりました。また、街頭でも94万円に及ぶ募金をいただきました。

写真左 / 福岡・天神駅前での街頭募金  写真右 / 東京・高田馬場駅前での街頭募金 いずれも2022年3月7日

これまでの乗船者の方々から、ウクライナクルーへのメッセージ

1998年以降、ウクライナ客船の「オリビア船」で、スタッフ・乗客として乗船した多くの方も、動画でメッセージを寄せました。一度の航海で3ヶ月の時間を共にした多くの仲間の声を、ウクライナ現地へ届けています。

動画 / 2022年3月7日撮影 ※NGOピースボートのYouTubeにリンクします

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