サリナさん 24歳／東京都出身 歯科衛生士
そのむかし、祖父がピースボートに乗船しました。私は幼いながらに「おじいちゃん世界一周に行くんだ?！すごい！いつか自分も乗ってみたいな」と頭の片隅に思っていました。まさかこの年で本当に乗ることになるとは！思いもしていませんでした。
世界の波と風を感じながら航海する100日間。
世界遺産観光もよし、世界中に友だちをつくるもよし、じっくり自分と向き合ってみるのもよし。
船内でもいろいろな体験ができるピースボートの船旅は魅力にあふれています。
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なにかで特集があるたびに食い入るように見ていたピラミッド。自分の目で、その大きさをとらえたときには、とにかく感動しました。カイロ博物館では本物のミイラを見て、砂漠ではラクダにも乗れて大満喫でした！
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道行く人たちがとても陽気で、「ヤーマン！（日本語でいうイイネ！みたいなニュアンス）」の言葉ですぐに仲良くなれちゃうし、海がすごくきれいでした。名物料理のジャークチキンがやみつきになる美味しさです！
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聞いたことのない名前だったので「どんな国なんだろう」と楽しみにしていました。青の洞窟を見に行き、港町のおいしいご飯を食べたらあっという間に時間がすぎてて・・・「また行きたい国」を発見しました！
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気候変動の影響を肌で感じている地元の若者たちが環境団体を立ち上げていて、一緒にマングローブの植林やビーチクリーンアップをしました。伝統的なダンスの披露や料理で歓迎をしてもらいました。フィジーについて詳しく知れたし大好きになりました！
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水先案内人という各界の専門家の講義を聞きに行ったり、カルチャースクールのサルサダンスに初挑戦しました。専門の先生がいるのでわかりやすく、集中してどんどん踊れるようになりました。
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パーティやDJイベント、夏祭りなど楽しいイベントがたくさんありました。運動会もするんです！船の上で！（笑）私はチームの副団長をしましたが応援合戦の練習したり作戦会議をしたり、もちろん当日もとても楽しかったです！
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さえぎるものがない海の上で「何もしない」時間を過ごすのも贅沢な過ごし方でした。友達と時間を忘れておしゃべりしたり、のんびりと海を眺めて夕日が沈む瞬間を眺めたり・・・自分自身と向き合うことができました。
私はもともと優柔不断でやりたいことがあっても、失敗やリスクを考えて安全な道を選ぶタイプの人間でした。でも広い世界を見て、世界のいろんな人に出会うと、自分のしたいことをまっすぐにやってみている人はキラキラ輝いてみえました。わたしもそうなりたいなって（笑）
旅を終えた今は「世界一周をしたんだ」ってことが私の自信になっています。この先も何か迷ったときにはこの経験を思い出すだろうし、これを糧にやりたいことにどんどんチャレンジしていきたいです！
