クルーズコレクション

旅のはじまりを告げる汽笛が響くとき

2020年4月8日

クルーズライフ -Cruise Life-

旅立ちを告げる紙テープ

世界中の港と港をつなぎながら、世界各地をめぐるクルーズ船での旅。各寄港地で表情のちがう港が、船の訪れを待ち受け、そして次の地への旅立ちを見送ってくれます。 クルーズ船での出航と言えば「紙テープ」を投げてのお見送り。これは海外の客船では行わない、日本ならではの風習で一説には「別れの握手」という意味があるそうです。 世界一周へ旅立つ、最初の出航は日本。青い空にとどく歓声が旅のはじまりを彩ります。

旅のはじまりを告げる汽笛が響くとき

船に乗り込み、はやる気持ちを抑えてデッキに出ると、そこには声の届く距離でお見送りの人びとの笑顔が見えます。出港時刻が迫ると、ターミナルは船の出航を見送る人びとで埋め尽くされ、見送る人も見送られる人も、思い思いに手を振ります。船側と陸側で掛け合いながらの「出航式」の華やかさも、ピースボートクルーズの特徴のひとつ。出航式では、本船キャプテンよる出航の挨拶や乗船者の方々によるスピーチが行われます。記念すべき出航の時をともに祝おうと、船のデッキにはたくさんの方が集まります。

旅のはじまりを告げる汽笛が響くとき

出港の時を告げる汽笛がなり響き、ゆっくりと岸壁から離れていく船。船のデッキとターミナルをつないでいた紙テープも次第に切れ、海風にたなびく色とりどりのテープが旅情を誘います。船とターミナルを行き交う「行ってきまーす」、「行ってらっしゃーい」という声が、次第に遠ざかっていきます。さあ、いよいよ夢にみた世界一周の旅がはじまります。そのスタートラインとなるのは、横浜港にかかるベイブリッジ。世界一周を終える日には、ここがゴールラインへと変わります。

旅のはじまりを告げる汽笛が響くとき

世界一周の中で多くの寄港地をめぐる船旅ならではの楽しみが、出航の瞬間かもしれません。その国に訪れたときには誰一人、私のことを知る人はいなかったとしても、出発するときにはそこで出会った人びとの顔が思い浮かびます。ときには仲良くなった人が、港までお見送りにきてくれることも。 船が見えなくなるまで見送ってくれる人びとの姿も、忘れられない光景です。これは、さまざまな国や地域に暮らす人びとと直接出会い、顔の見えるつながりを大切にしている、ピースボートクルーズならではの楽しみ方かもしれません。

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