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クルーズコレクション

タヒチの素顔にふれる旅 -1- ~穏やかな時間の流れる太平洋の楽園へ~

2020年6月5日

パペーテ / ボラボラ島(タヒチ)

南太平洋に浮かび、モーレア島やボラボラ島など118もの島々からなる仏領ポリネシア・タヒチ。南国の風にのって色鮮やかにはためくパレオ、こぼれるように咲く花々――華やかなフランスの香りと、ポリネシアの伝統文化が混在する島は、画家のポール・ゴーギャンが愛し晩年を過ごした地としても有名です。 クルーズウォッチでは、ピースボートクルーズでも指折りの人気寄港地タヒチのレポートを、2回に分けてお届けします。前半となる今回は、南洋の楽園タヒチが誇る美しい自然の魅力をご紹介します。

文・構成/編集部 写真/ Okuhira keita

地上の楽園に流れる時間を満喫する

南国らしい、心地よく穏やかな空気の流れるタヒチ。仏領ポリネシア最大の都市パペーテの港へと降り立つと、地元の皆さんがタヒチアンミュージックで出迎えてくれます。さらには、ひとりひとりにティアレ・タヒチの花を手渡してくれるおもてなしまで。この花は、清らかさや幸福を象徴するタヒチの国花で、街のあちこちで目にすることができます。その芳醇な香りを確かめれば、イギリスの作家サマセット・モームが「ひとたび、この花の香りを嗅いだものは、再びタヒチに帰ってくる」と記した情景もうなずけます。

Ⓒ Isogai Miki
ゴーギャンも愛した秘境の島

パペーテからお隣のモーレア島へ。ここはタヒチを代表する観光地のひとつで、映画『南太平洋』の舞台としても知られます。かのポール・ゴーギャンも愛した土地で、彼は1000メートル級の山並みが連なる様子を要塞になぞらえ、「古城のようだ」と称えました。絵ハガキのような美しい景色に、ついうっとりと見とれてしまいます。 海を後にして向かったのは、ベルベデール展望台。山道を登ること約30分、目の前にはモーレア島の大パノラマが広がります。タヒチというと美しい海をイメージする方が多いかもしれませんが、緑美しい山々が広がる土地でもあります。海と山の豊かな自然こそタヒチの魅力です。

Ⓒ Kajiura Takashi
タヒチ一美しい「太平洋の真珠」へ

パペーテの翌日に寄港したのは、タヒチ島から北西約260kmの場所に位置するボラボラ島。タヒチの島々の中でも、特に美しいといわれる島です。どこまでも広がるターコイズブルーのラグーンや白い砂浜はもちろん、深い緑が生い茂る渓谷や透き通った小川、雄大な滝など、島内には豊かな自然が広がります。 オーシャンドリーム号のような大きな船が入港できる港を持たないため、島の沖合に船を停泊し、専用のテンダーボートに乗り替えて上陸します。水面を撫で、全身をすり抜ける風が心地よいテンダーボートでの移動――楽園はもう目の前です。

Ⓒ Okuhira Keita

一周まわっても32kmほどしかないボラボラ島の本島。テンダーボートの着岸するヴァイタペ港からバスに乗り10分ほどで、島の南端に位置するマティラビーチにたどり着きます。世界で最も海が美しいともいわれるボラボラにおいても、特に美しいのがここマティラビーチの海です。どこまでも透きとおるようなターコイズブルー、真っ白な砂浜、まるで天国にいるかのような絶景が一面に広がります。この光景を一目見れば、この島が「太平洋の真珠」と称されることにも納得です。

Ⓒ Kajiura Takashi
南国気分を盛り立てる食の楽しみ

夕方になると、港近くの広場には「ルロット」と呼ばれる屋台レストランが並びます。タヒチのローカルフードはもちろん、中華やエスニック料理から、ハンバーガーやピザなどの軽食まで、料理のジャンルもさまざま。どの屋台に座ろうか悩んでしまいます。食事と一緒に注文するのはもちろん、タヒチが世界に誇る地ビールの「ヒナノビール」です。 日本のビールは苦くて……という方にも飲みやすい、南国らしいフルーティーな味わいが特徴です。ちなみにヒナノとは、「可愛い女の子」という意味。このラベルをモチーフにしたステッカーやTシャツも、お土産物に人気です。

Ⓒ Nakamura Mitsutoshi

そして、タヒチを代表するお土産として忘れはならないのがモノイオイルです。ポリネシアの人びとは、古くから薬用効果のある植物をうまく活用してきました。ティアレ・タヒチの花とココナッツオイルから作られるモノイオイルは、南国の強い日差しにさらされた肌や髪をケアしてくれる万能オイル。さらに、柔らかな香りによるリラックス効果も期待できるとのだそう。タヒチでは、日常生活のさまざまなシーンで重宝されています。保湿や保温などの美容効果も抜群で、誰にも喜ばれる人気のお土産です。

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