乗船者インタビュー

挑戦してみないとわからない、そう考え方が変わりました。

大庭康二さん(北海道 / 69歳 / 無職)

義姉の誘いで乗船を決意!

小さいころから世界旅行に憧れはありました。まさか自分が行くとは思ってもいませんでしたが、兄が亡くなってひとりでは参加に不安があるという義姉が誘ってくれたのがきっかけで乗船しました。住んでいる場所が遠かったので説明会には参加せず、パンフレットを取り寄せて、一番出航時期が近いクルーズに申し込みました。最近小さなカフェをオープンしたばかりだったので、長期間お店を閉めるのは避けたかったのですが、お互いの足腰がしっかりしている間に行きたいと思い、参加を決めました。

印象深い水先案内人との出会い

一人部屋だったので、小さな音であれば部屋で弾いてもいいかなと思いギターを持参しました。そのおかげで自主企画でギター弾き語りをすることができたし、社交ダンスにも初めてチャレンジしました。水先案内人の講座も印象に残っていますね。仕事で、メディアやジャーナリズムに関わることがあったので、森達也さんの講座は興味深かったですし、本もたくさん読んだことのある海堂尊さんの講座は印象に残っています。海堂さんとはたまたま昼食をご一緒することができ、直接お話しできてとてもうれしかったです。

オプショナルツアーでめぐる寄港地

寄港地ではオプショナルツアーに参加し、いろんなところを見られて楽しかったです。ワインが好きなので、各地のワイナリーも見て回り、ワインも買ったので、帰ったらカフェでそのワインを出す予定です。ブリスベンではワイナリーにたまたま日本人の方がいて、日本語で説明を聞けてテイスティングもさせてもらいました。一番楽しみにしていたのは、ニューヨーク。40年ほど前に仕事で訪れたことのある場所に、今回行くことができました。島へ渡るためのトラムがあるのですが、そのトラムがほとんど当時と変わらない姿で動いているのを見られました。

この旅でいい刺激をもらえました

年を重ねてだんだんと活力が落ちてきていたんですが、今回この旅でとてもいい刺激をもらえました。もっといろんなことをしてもいいんじゃないか、トライしてみないとわからない、そう考え方が変わりました。また、自主企画のように、特技や経験を知ってもらう場を帰ったらカフェでもやってみたいと思っています。

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