北欧エリア(フィンランド、デンマーク、ノルウェーなど)
北欧エリアの魅力
新旧の調和した街並みと雄大な自然が魅力の北欧エリア。フィンランド、スウェーデン、デンマーク、ノルウェー、アイスランドの北欧5か国をベストシーズンに訪れます。
絶景のフィヨルド遊覧
全長204キロメートルにも及ぶ、ノルウェー最長のソグネフィヨルド。ノルウェー語で「入り江」を意味するフィヨルドは、氷河による浸食作用によって形成された複雑な地形の湾や入り江を指します。その雄大で神秘的な景観は、得も言われぬ美しさです。急峻な山々の斜面を流れる無数の滝や山間に並ぶ可愛らしい家々も、フィヨルドの風景に彩りを添えます。クルージングでフィヨルドを堪能したあとは、ぜひ陸側からも。世界で最も美しい鉄道の旅のひとつとしても知られる、フロム鉄道からのフィヨルドの眺望もおすすめです。
オーロラとアイスランド
夜空に揺らめく、美しい光のカーテン――ローマ神話の女神の名前から「オーロラ」と名付けられた幻想的な自然現象は、いつの時代も私たちを魅了してやみません。星空とともに帯状の光が大きく広がり、瞬く間に視界を包み込む光景は、言葉で表現できないほどの美しさです。地球一周の旅路で出会う奇跡の絶景は、一生忘れられない思い出となることでしょう。ピースボートクルーズでは、オーロラシーズンのアイスランドに寄港し、ダイナミックで神秘的な地球の営みを体感できるこの国の魅力を、余すことなく味わいます。
北欧のデザインを知る
北欧の長く厳しい冬を豊かに過ごすために考案された「北欧デザイン」。シンプルで機能美にあふれた日用品や家具には、そんな思想やアイデアが詰まっています。ヘルシンキやコペンハーゲンの街には、機能性とデザインに優れた可愛らしい北欧ブランドの名店がひしめいています。洗練されたデザインや優しい色合いと温かみのある手触りは、厳しくも豊かな自然とともに暮らすこの地域ならではのもの。どれだけの時を経ても決して色褪せない、世界中で愛される北欧デザインの品々をぜひ手にしてみてください。
バルト海の栄華にふれる
雄大な自然の絶景や新旧の調和する美しい街々をめぐる、北欧・バルト海の航海。ヨーロッパ大陸とスカンジナビア半島の間をめぐる旅は、「最も美しい航路」のひとつとして世界一周クルーズの中でも人気を集めています。 ヨーロッパ北部の交易圏として栄えたバルト海一帯は、デンマーク、スウェーデン、ロシアなどの強国が覇権争いを繰り返し、重厚な歴史を刻んできました。 バルト海をめぐる旅は、在りし日のロマンあふれる街並みとの出会いだけではなく、その歴史の奥深さにふれるひとときでもあるのです。
[特集記事]知られざるバルト海の魅力−航海作家が選ぶ歴史航海 −
北欧エリアの寄港地
クルーズによって寄港・通航しない場所が含まれます。詳しくは各クルーズのご案内をご覧ください。
ホニングスヴォーグはノルウェーで三番目に大きな港で、夏になると多くのクルーズ船が訪れます。街を散策したり、ノールカップを訪れたりと、さまざまな楽しみかたができます。
雄大な光景へと手招く町
北極圏に位置するホニングスヴォーグは、北ノルウェーにおける重要な漁港として知られています。夏になると多くのクルーズ船も寄港し、ノールカップを目指す大勢の観光客でにぎわいます。町には第二次世界大戦でドイツ軍から唯一破壊を免れたホニングスヴォーグ教会があり、のどかな雰囲気と、色とりどりの民家が立ち並ぶ可愛らしい景観を楽しむことができます。
北極圏にそそり立つ岬
ホニングスヴォーグを訪れた人たちが目指すのが、ノールカップ(北岬)。大航海時代にイギリス人探検家によって「ノールカップ」と名付けられた、北極海にそそり立つ断崖絶壁の岬です。海に面して建つ、アイコンでもある大きな地球儀のモニュメントは絶好の写真スポット。ピースボートクルーズで訪れる5月中旬~7月の間は、真夜中でも太陽の沈まない「白夜」の時期。島影ひとつ見えない、見渡す限り続く地平線の上を、太陽がなぞるように進んでいくーー最果ての地でロマンあふれる光景に出会えます。
最果ての地を堪能する
ノールカップ岬の先端には、レストランやカフェ、ショップなどを併設した大型ホールが建っています。光や音を駆使してノールカップの歴史を体感できるシアターや、ヨーロッパ大陸最北端のチャペルまであります。また、施設内の郵便ポストからハガキを投函すると、ノールカップ限定の消印を押してもらえるという、この場所ならではのサービスも。目の前の絶景を堪能し、ハガキにしたためて投函すれば、旅の思い出にもなります。