06.03
【定番】シドニーの観光スポット&グルメを紹介|旅行前にチェック!
オーストラリア最大の都市シドニーは、美しいビーチと近代的な都市が融合した魅力的な観光地です。
この記事では、定番の観光スポットから人気のグルメ情報まで解説します。シドニーに寄港するクルーズプランも紹介。旅の計画を立てるうえで役立つ情報が詰まっているので、ぜひ最後まで読んで参考にしてください。
目次
シドニーはどこにある?どんな都市?
シドニーは、オーストラリア南東部に位置する都市で、ニューサウスウェールズ州の州都です。多様な人種と文化が共存する国際色豊かな場所であり、美しい港湾都市として知られています。
オーストラリア最大の都市でありながら、豊かな自然や歴史的な建物も多くあります。街の中心には高層ビルが立ち並び、オペラハウスやハーバーブリッジなどの象徴的な建物があるのが特徴です。
少し郊外に出ると広がるビーチや国立公園など自然を満喫できるエリアがすぐそこにあります。カフェ文化が根付いており、街歩きの合間にゆったりと地元の味を楽しむことが可能です。
メルボルンと並んで有名な大きい都市ですが、オーストラリアの首都はキャンベラなのも意外な点。そんなシドニーの魅力をお伝えします。
シドニーの基本情報
ここではシドニーの基本情報を見ていきます。
| 面積 | 約12,140平方キロメートル(新潟県と同程度) |
| 人口 | 約545万人 |
| 言語 | 英語(公用語) |
| 通貨 | オーストラリアドル(AUD) |
| 為替レート | 1オーストラリアドル:0.64米ドル(2025.5月時点) |
| 物価 | 日本の2倍ほど:水500ml(約300円) |
| 時差 | UTC+10、JST+1(日本+1時間)*サマータイムは左記+1時間 |
| 平均気温 | 暖かい時期(11月〜3月):最高平均26℃、最低平均18℃ 涼しい時期(5月〜8月):最高平均18℃、最低平均10℃ |
| 観光ベストシーズン | 9月~11月と3月~5月(気候が良い春、秋) |
| 国 | オーストラリア |
| 国旗 |
シドニー観光で人気の定番スポット

シドニーには世界中の旅行者を魅了する観光名所が数多く点在しています。ここでは、シドニーの定番スポット8選を紹介します。
- オペラハウス
- シドニー・ハーバー・ブリッジ
- ロックス地区
- ダーリングハーバー
- シドニータワー
- ブルーマウンテンズ国立公園
- ハンターバレー
- タロンガ動物園
オペラハウス|世界遺産に登録されたシンボル
シドニーといえば、真っ先に思い浮かぶのがオペラハウスです。世界遺産にも登録されているこの建物は、貝殻のような白い屋根が特徴的で、どの角度から見ても絵になる美しさがあります。
内部では、オペラやバレエ、コンサートなどが開催されており、ガイド付きの内部ツアーも人気です。夜にはライトアップされ、ハーバーブリッジとのコラボレーションが絶景を生み出します。シドニー旅行のハイライトになるスポットとしても外せない場所です。
シドニー・ハーバー・ブリッジ|アーチの上へ歩いて登る
シドニーハーバーにかかる巨大な鉄橋であるハーバーブリッジも観光名所のひとつ。車道・鉄道・歩道が併設されており、歩いて渡ることもできます。
さらに、「ブリッジクライム」体験では、専用の装備を着けて橋のアーチ部分を実際に登ることが可能です。登頂後には、360度のパノラマビューを楽しめ、オペラハウスやシドニー湾を眺める絶景が待っています。高所が平気な方には、ぜひ挑戦してほしいアクティビティです。
ロックス地区|歴史ある街並みとマーケット
オペラハウスやハーバーブリッジのすぐそばにあるロックス地区は、シドニーで最も古いエリアのひとつです。19世紀の建物が今も残る石造りの街並みが広がり、歴史とアートが融合した空間となっています。
天文台(博物館でもある)や美術館など芸術性があふれる施設も多いです。ハーバー・ブリッジもすぐ手前にあるので、下からの景観を望めます。
週末にはロックス・マーケット」が開かれ、地元のハンドメイド雑貨や地元の食べ物が並びます。カフェやバー、ギャラリーも多く、のんびり街歩きにぴったりのエリアです。
ダーリングハーバー|夜景も美しい人気の観光エリア
ショッピング・グルメ・レジャーがすべて揃う人気の観光地です。特に夜は、ライトアップされた街並みと水面に映る光がとても美しく、ロマンチックな雰囲気を楽しめます。
シーライフ水族館やマダム・タッソー蝋人形館など家族で楽しめる施設も充実。レストランやカフェも多く、食事や休憩にも便利です。週末には花火が打ち上げられることもあり、夜まで楽しめるエリアです。
シドニータワー|地上約250mから都市全体を一望
シドニーで最も高い建物であるシドニータワー(Sydney Tower Eye)は、展望台からシドニー市内を360度パノラマビューで見渡せる絶好のスポットです。シドニー中心部にあり、高さ約309メートルの超高層ビルで、展望デッキは地上約250メートルに位置します。
天気の良い日は、遠くにあるブルーマウンテンズやシドニーハーバーを見渡せます。さらに、「スカイウォーク」というガラス張りになった屋外デッキを歩くアクティビティもあり、スリル満点の体験ができます。
ブルーマウンテンズ国立公園|世界自然遺産の絶景
市内から電車で約2時間でアクセスできるブルーマウンテンズ。山々のユーカリから揮発した油分が日光に反射し、青く霞んで見えることが名前の由来です。自然豊かなエリアで、2000年には世界自然遺産にも登録されています。
代表的な絶景ポイントである「エコーポイント(スリー・シスターズ)」は、ジャミソン渓谷に3つの奇石がそびえ立ちます。「スカイウェイ」と呼ばれるガラス張りの空中ケーブルカーからの眺めは圧巻。
トレッキングコースも充実しており、森林の中でリフレッシュしたい人や大自然を体感したい人に最適です。
ハンターバレー|ワイナリーツアーで本場のワインを満喫
ハンターバレーは、オーストラリア最古のワイン産地として知られ、シドニーから約250kmの距離にあります。約150を超えるワイナリーが点在しており、ツアーに参加すれば試飲やぶどう畑の見学が可能です。
セミヨンやシラーズといった品種が有名で、料理とのペアリングも楽しみの一つ。高級ワインからリーズナブルな地元ブランドまで揃っており、ワイン好きにはたまらないエリアです。
自然に囲まれたロケーションでのんびり過ごす時間は、日常を忘れさせてくれる贅沢な体験。グルメ旅にもぴったりのエリアです。
タロンガ動物園| オーストラリア固有種に出会う
シドニーハーバーの対岸に位置するタロンガ動物園は、多く動物を飼育している人気の施設です。コアラ、カンガルー、ウォンバットなど、オーストラリア固有の動物たちを間近で見られるのが魅力です。
園内からはハーバーブリッジやオペラハウスを望むことができ、動物と景観の両方を楽しめる場所でもあります。子どもから大人まで幅広く楽しめます。
シドニー観光で人気の定番グルメ
シドニーを訪れるなら、観光だけでなく本場のグルメを楽しむことも旅の大きな魅力です。多国籍な文化が融合するこの街では、オーストラリアならではの定番料理からスイーツまで、味わいの幅がとても広いのが特徴です。厳選した3つを紹介します。
オージービーフ|本場で味わう絶品ステーキ
シドニーを代表するグルメといえばやはりオージービーフのステーキです。広大な土地で育った牛は、脂肪分が少なく赤身がしっかりした旨みのある肉質が特徴です。ボリューム満点ながらもさっぱりとした味わいで、日本人の口にもよく合います。
シドニーならではのジューシーで柔らかなステーキを堪能できます。赤ワインとの相性も抜群で、グルメにこだわる人も満足できる一皿に出会えるでしょう。
ミートパイ|オーストラリアの国民食
ミートパイは、オーストラリアのソウルフードとも言える存在です。外はサクサク、中にはジューシーなミートソースがたっぷり詰まっていて、手軽に食べられることからランチや軽食に最適です。
街角のベーカリーやカフェ、駅構内のスタンドなどでも購入でき、観光の合間に手軽に味わえる点も魅力です。
種類も豊富で、牛肉の他にチキン、ベジタブル、カレー風味などバリエーションがあり、毎日違う味を楽しむこともできます。一度食べたらクセになる、シドニー旅行の定番グルメです。
パンケーキ|日本でも人気のカフェスイーツ
シドニーではふわふわ系のパンケーキが人気です。「Pancakes on The Rocks(パンケーキ・オン・ザ・ロックス)」などの有名店では、クラシックなメープルシロップ&バターから、ベリーたっぷりの甘酸っぱい一品、アイスクリームとチョコソースがけの豪華な一皿まで揃っています。
朝食からカフェタイム、デザートまで幅広いシーンで楽しめるのが魅力で、特に女性やカップルに人気です。観光途中のひと休みに立ち寄ってみてはいかがでしょう。見た目も華やかで、記憶に残る一品としておすすめです。
シドニー観光のベストシーズンは?

シドニーは日本と季節が逆になる南半球に位置しているため、観光の際は気候に合った時期を選ぶことが重要です。最適な時期は、春(9月~11月)と秋(3月~5月)です。この時期は気候が穏やかで、湿度も低く、快適に過ごせます。
また、観光客も比較的少なく、ゆったりと観光を楽しめるでしょう。春にはジャカランダの花が街を彩り、秋には紅葉が美しい風景を作り出します。
シドニーの治安はいい?観光前に注意点をチェック
シドニーは、世界的にも安全な都市として知られています。「Safe Cities Index 2021」では、シドニーが4位にランクインし、東京(5位)よりも高い評価を受けています 。
しかし、観光中はスリや置き引きなどの軽犯罪に注意が必要です。貴重品は肌身離さず持ち歩き、人混みでは特に警戒しましょう。
また、在シドニー日本国総領事館のウェブサイトで最新の安全情報を確認し、トラブル時の連絡先も事前に把握しておくと安心です。
シドニーの気候と服装のアドバイス
シドニーは日本と同じく四季がある温暖気候ですが、季節が逆になります。夏(12~2月)は暑く湿度が高く、30℃前後まで気温が上がります。Tシャツやショートパンツなどが良いでしょう。
ただし、シドニー(オーストラリア)は紫外線の強さが非常に高い地域であり、日本の約5〜7倍にもなることがあります。帽子や日焼け止めなどの紫外線への対策が必須です。
冬(6~8月)は10℃前後とやや肌寒く、朝晩は冷え込むこともあるため、軽めのコートやジャケットが必要になります。
春と秋は比較的過ごしやすい時期で、日中は薄手の服装で快適に過ごせますが、朝晩に備えて羽織れるものがあると安心です。年間を通しても紫外線が強いため、日焼け対策は忘れないようにしましょう。
日本からシドニーへの行き方
日本からシドニーへの行き方は主に飛行機とクルーズがあります。飛行機の場合、東京(成田・羽田)や大阪(関西)からシドニー国際空港(SYD)へ直行便が運航されており、所要時間は約9〜10時間です。
主要な航空会社として、カンタス航空やジェットスター、ANA、JALなどが運航しています。
クルーズで行くのも選択肢の一つです。地球一周の船旅クルーズを利用すれば、寄港地にシドニーが含まれているものがあります。そのため、このクルーズに乗船すればシドニーに行くことが可能です。
船内で過ごしていれば、それぞれの寄港地に到着するのが地球一周クルーズの魅力です。「クルーズでシドニーへ行く」ゆったりとした旅はいかがでしょう。
【2027年】シドニーに寄港するクルーズプランを紹介
※本記事にはピースボートクルーズで訪問しない場所も含まれています。詳しくは各クルーズのご案内をご覧ください。
さいごに、シドニーに寄港する2027年12月に出発予定の「地球一周の船旅 Voyage128」を紹介します。
地球一周の船旅 2027年12月 Voyage128
このクルーズではシドニーの観光にもっともおすすめの時期に滞在します。穏やかな日が多い秋の「3月」です。天気を気にせず楽しめるでしょう。
シドニー以外にも、同じオーストラリアの「珊瑚礁と熱帯雨林が魅力のリゾート」ケアンズ、「緑豊かなガーデン・シティ」メルボルンに寄港します。
他の寄港地には、悠久の時を紡ぐ自然の楽園・トアマシナ(マダガスカル)、美しい港町と陽気な人びと・リオデジャネイロ(ブラジル)、ミステリアスな”絶海の孤島”・イースター島(チリ)、美しき”インド洋の貴婦人”・ポートルイス(モーリシャス)などがあります。
自然と都会が混じり合う美しい街並みや大自然の魅力にふれられる、アフリカ・南米・オセアニアを巡る魅力的な地球一周クルーズプランです。







