2026
01.03
歴史と芸術の街フィレンツェ|人気観光地・治安・気候まで分かる旅行ガイド

歴史と芸術の街フィレンツェ|人気観光地・治安・気候まで分かる旅行ガイド

クルーズガイド


フィレンツェは、ルネサンス文化が花開いた歴史と芸術の都として、世界中の人々から愛される街です。街の中心部には大聖堂や美術館、石造りの橋が点在し、歩くだけで名画や建築の世界に触れられるのが魅力です。

この記事では、フィレンツェの基本情報、定番の観光スポット、治安、気候、日本からの行き方まで解説します。旅行の計画に、ぜひ参考にしてください。

フィレンツェは、イタリア中部トスカーナ地方に位置する都市で、ルネサンス発祥の地として世界的に知られています。中世から近代にかけてメディチ家の庇護のもとで芸術や学問が発展し、ミケランジェロやダ・ヴィンチといった偉大な芸術家を輩出しました。

市街中心部はその歴史的な価値が認められ、ユネスコの世界遺産に登録されています。街全体が伝統をに大切にしており、トスカーナ州の州都として文化と観光の中心的役割を担っています。歴史と芸術が日常の中に溶け込むところが、フィレンツェ最大の魅力です。

フィレンツェの基本情報

ここではフィレンツェの基本情報を見ていきます。

面積約102平方キロメートル(兵庫県宝塚市とほぼ同じ大きさ)
人口約38万人
言語イタリア語(公用語)
通貨ユーロ(EUR)
為替レート1ユーロ:1.18米ドル(約185円)*2026.1月時点
物価日本よりやや高め:水500ml(約180〜300円)
時差UTC+1、JST−8(日本-8時間/サマータイムあり)
観光ベストシーズン春(4~5月)と秋(9~10月)/過ごしやすい気候
イタリア
国旗イタリアの国旗

都市の人口は約38万人で、観光シーズンには多くの外国人旅行者が訪れるため、街中は国際色豊かな雰囲気に包まれています。

公用語はイタリア語ですが、観光客が多い地域では英語も通じやすく、ホテルやレストランでは英語への対応も十分です。挨拶程度のイタリア語を覚えておくと、現地の人とのコミュニケーションがよりスムーズになります。

通貨はユーロ(EUR)が使われており、クレジットカードも広く普及しています。ただし、市場や小さな商店では現金のみの対応もあるため、少額のユーロ紙幣や硬貨を持っておくと安心です。

フィレンツェ観光のおすすめスポット5選

フィレンツェには、ルネサンスの栄光を今に伝える美しい建築や芸術作品が数多く残されています。

ここでは、訪問者が必ず立ち寄りたい人気スポットを5つ厳選して紹介します。いずれもフィレンツェらしさを体感できる場所ばかりで、歴史と芸術を深く味わえる旅ができるでしょう。

  • サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂(ドゥオーモ)
  • ヴェッキオ橋
  • サンジョバンニ洗礼堂
  • ウフィツィ美術館
  • ミケランジェロ広場

サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂(ドゥオーモ)|フィレンツェのシンボル

サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂は、赤い大円蓋(クーポラ)が印象的なフィレンツェの象徴です。ブルネレスキによって設計された巨大なドームは、当時の建築技術の粋を集めた傑作として知られています。

内部のフレスコ画や外観の大理石装飾も見応えがあり、街のどこからでもその姿を望めます。クーポラに登れば、フィレンツェの街並みを一望できる絶景が広がります。

ヴェッキオ橋|フィレンツェ最古の橋

アルノ川に架かるヴェッキオ橋は、14世紀に建設されたフィレンツェ最古の橋です。橋の上には宝飾店が立ち並び、他にはない独特の景観を生み出しています。
夕暮れ時には川面に映る街の光が美しく、散策に最適なスポットです。歴史的にも重要な橋で、第二次世界大戦の戦火を免れた数少ない建造物として知られています。

サンジョバンニ洗礼堂|黄金の扉と“洗礼”の歴史

サンジョバンニ洗礼堂は、サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂(ドゥオーモ)の向かいに建つロマネスク様式の建築です。特に有名なのが、ギベルティ作の青銅扉「天国の扉」と呼ばれる黄金の扉で、旧約聖書の場面が精緻に描かれています。

内部のモザイク装飾も見事で、フィレンツェの歴史の深さを感じられる場所です。

ウフィツィ美術館|ルネサンスの“代表作”に出会う

ウフィツィ美術館は、世界屈指の美術館として知られ、ボッティチェリの「ヴィーナスの誕生」や「プリマヴェーラ(春)」など、ルネサンス絵画の名作を数多く所蔵しています。
館内は見どころが非常に多く、芸術好きでなくても圧倒される内容です。入場制限がかかることもあるため、事前予約をして訪れるのがおすすめです。

ミケランジェロ広場|街を展望できる広場

ミケランジェロ広場は、フィレンツェの街を高台から一望できる展望スポットです。ドゥオーモやヴェッキオ橋、アルノ川を見渡せる眺めは格別で、特に夕暮れ時は多くの人が訪れます。

ミケランジェロのダヴィデ像(レプリカ)が設置されており、記念撮影にも人気です。街歩きの締めくくりに訪れたい場所といえます。

フィレンツェの治安はいい?観光前に注意点をチェック

フィレンツェは、イタリアの主要観光都市の中では比較的治安が良いとされています。歴史地区は観光客で常に賑わっており、日中の街歩きで大きな不安を感じる場面は多くありません。

ただし、観光客が集まる都市であるため、スリやひったくり、置き引きといった軽犯罪には注意が必要です。特にドゥオーモ周辺、ヴェッキオ橋、駅構内や混雑した公共交通機関では、バッグの口を閉める、貴重品を体の前で持つといった基本的な対策を心がけましょう。

また、夜間は人通りの少ない路地や駅周辺を避け、移動は明るい大通りを選ぶのがおすすめです。

観光中に物を手渡してきたり、荷物を勝手に運ぼうとする人には注意が必要で、後から金銭を要求されるケースもあります。

基本的な防犯意識を持って行動すれば、フィレンツェは安心して観光を楽しめる都市といえるでしょう。

フィレンツェの気候と服装のアドバイス

フィレンツェは内陸に位置するため、夏は暑く冬は冷え込みやすいという特徴があります。観光に最も適した季節は春と秋で、街歩きや美術館巡りを快適に楽しめます。

時期平均気温気候の特徴服装の目安
春(3〜5月)約12〜20℃穏やかで過ごしやすく、観光に最適長袖シャツ、薄手ジャケット
夏(6〜8月)約22〜32℃日差しが強く乾燥。暑さが厳しい日も半袖、ワンピース、通気性の良い服
秋(9〜11月)約14〜23℃暑さが和らぎ街歩きしやすい長袖中心、軽い上着
冬(12〜2月)約4〜12℃冷え込むが雪は少ないコート、セーター、重ね着

夏は気温が30℃を超える日も多く、石畳の照り返しで体感温度が上がりやすいため、こまめな休憩が欠かせません。一方、冬は寒さを感じますが、雪が積もることは少なく観光自体は可能です。教会や美術館を訪れる際は、露出を控えた服装を意識すると安心です。

日本からフィレンツェへの行き方

日本からフィレンツェへは、飛行機を利用するのが一般的です。直行便がないため、イタリア・ローマの玄関口であるフィウミチーノ国際空港(FCO)「別称:レオナルド・ダ・ヴィンチ国際空港」を経由してフィレンツェ空港(FLR)へ向かいましょう。

乗り換えを含めた所要時間の目安は往路:約17時間20分、復路:約15時間40分です。

そのほかにはクルーズ+バスや電車などの交通機関で行く方法もあります。イタリアへ寄港するクルーズに乗船し、イタリア到着後にフィレンツェに向かいます。

【2027~2028年】イタリアに寄港するクルーズプランを紹介

最後に、イタリアに寄港するクルーズの紹介です。フィレンツェには滞在しませんがさまざまなイタリアの魅力ある都市に寄港します。

船内でゆったりと過ごしていれば、それぞれの目的地につぎつぎに到着します。「移動」ではなく「生活しながら観光できる」快適なクルーズ旅行はいかがでしょうか。

地球一周の船旅 2027年8月 Voyage127

このクルーズはフィレンツェまで電車で3時間ほどで行ける、チビタベッキア(イタリア語: Civitavecchia)に寄港します。

他にも、大航海時代を象徴する華やかな街・リスボン(ポルトガル)、歴史を感じる街・ベルファスト(英国)、世界遺産の宝庫・ポートサイド(エジプト)、ミステリアスな”絶海の孤島”イースター島(チリ)など多くの街にも寄港します。

ベルファストからレイキャビク(アイスランド)に向かう際、オーロラを観るチャンスがあります。地球の壮大さと絶景を感じられる地中海・中南米・南太平洋を巡る世界一周のクルーズプランです。

地球一周の船旅 2028年4月 Voyage129

このクルーズでは数々の遺跡に彩られた港町:カタニア(イタリア語: Catania )に寄港します。街並みがバロック様式であったり、活火山のエトナ山や古代ローマ時代の遺跡など、見どころがたっぷりです。

その他に、仏北部のロマンあふれる港街・ル・アーブル(フランス)、世界遺産の宝庫・ポートサイド(エジプト)、自然に抱かれた北欧屈指の「芸術の都」・オスロ(ノルウェー)、エーゲ海屈指のリゾートアイランド・サントリーニ島(ギリシャ)、異国情緒あふれる文明の十字路・イスタンブール(トルコ)なども立ち寄ります。

世界各地の都市に寄港し、街並みやたくさんの自然を満喫できる世界一周クルーズ旅行です。

地球一周の船旅 2028年8月 Voyage130

このクルーズは歴史と文化の宝庫・カリアリ(イタリア語: Cagliari)[サルデーニャ島]に寄港します。美しい石畳とエメラルドの海が広がる素敵な街です。

他にも、ポートサイドからレイキャビクのあいだ、ヨーロッパ・地中海の13の場所に滞在します。ロンドン[ティルベリー](イギリス)や端に広がる自然美・プンタレナス(コスタリカ)、ストックホルム(スウェーデン)、ヘルシンキ(フィンランド)、コペンハーゲン(デンマーク)などにも寄港します。

またバンクーバーからスワード(アラスカ:アメリカ)へ行く際にアラスカフィヨルド遊覧もあり、壮大な自然が堪能できるのも嬉しいポイント。

世界各地の都市に寄港し、北米・中南米・ヨーロッパ・アジアを巡る世界一周のクルーズプランです。