「市民が立ち上がり、社会を変えていく活動」を意味する『コミュニティ・オーガナイジング』。2014年に「特定非営利活動法人コミュニティ・オーガナイジング・ジャパン」を立ち上げた水先案内人の鎌田華乃子さんが、コミュニティ・オーガナイジングについて学ぶワークショップを行いました。「自分の思いをどのようにしたら多くの人に伝えることができるのか」、そして「どのようにしたら一緒に行動を起こせる人を集めることができるのか」などを学びます。毎日のディスカッションやスピーチを通して「声をかけるとき、どうすれば怖くない?やりやすい方法はある?」など、より具体的に課題に取り組んだ参加者たち。「社会を変える」と聞くと周りに変化を求めることを考えがちですが、「自分自身のことを深く掘り下げることができて、はっと気付くことも多かったです」と語る参加者の方も。今後船内で、そして帰国後も、ここで得た知識や経験を活かして受講者それぞれがアクションを起こしていくことでしょう。