PEACE BOAT 地球一周の船旅

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第76回クルーズレポート

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Life Onboard

リスボン(ポルトガル)寄港

2012年06月15日

地中海を抜け、オーシャンドリーム号はポルトガルの首都リスボンへと入港しました。ターミナルから見えるのは、リスボンと対岸の街アルマダを結ぶ吊り橋「4月25日橋」。ポルトガルが独裁政権を終わらせた「カーネーション革命」の記念日が名前の由来となっているそう。青空の下、橋脚の鮮やかな赤が映える、なんとも美しい光景が広がります。

リスボン中心部から電車とバスを乗り継いで向かったのは、ユーラシア大陸最西端のロカ岬。大西洋をのぞむ高さ140mの断崖には、「地の果て」を示す石碑が建っています。

石碑には、ポルトガルの詩人・カモンエスの詩から抜粋された「ここに地終わり、海始まる」という有名な一節が刻まれています。その言葉のとおり、目の前には広がるのは広大な太平洋。風を受け、広大な海を眺めていると、ここを「地の果て」と表した人々の思いがうかがえます。

もう一つ、ロカ岬と言えば有名なのがこちらの「ユーラシア大陸最西端到達証明書」。その場で名前と日付を書き入れて証書を発行してくれます。証明書を手にし、日本からずいぶん遠くに来たことを実感した、という方も多かったよう。(※ちなみに証書の発行料は5ユーロ又は10ユーロ。10ユーロ払うと、証書のケースが少し豪華になります)

続いて向かったのは、16世紀に建てられた「ベレンの塔」です。ヴァスコ・ダ・ガマの世界一周成功を記念し建設されました。当初はテージョ川を行き交う船を監視する要塞として、その後は税関や灯台として、たくさんの船を見送ってきました。その美しい姿から、司馬遼太郎が「テージョ川の貴婦人」と呼んだそう。2008年に世界遺産に登録され、リスボンの観光名所のひとつとなっています。

「ベレンの塔」からテージョ川に沿ってしばらく行くと、大航海時代の人々が刻まれた「発見のモニュメント」があります。現在ここに建っているのは1960年、エンリケ航海王子500回忌を記念して作られたもの。もともとは1940年に作られたものが始まりですが、もろい素材だったことから1960年にコンクリートで再建されたそう。モニュメントには、エンリケ航海王子を先頭に、ヴァルコ・ダ・バマやマゼラン、フランシスコ・ザビエルなど同時代の探検家や芸術家、科学者、宣教師などの姿が刻まれています。

キャラベル船の船首をモチーフとするこのモニュメント。反対側から見ると一本の剣となっています。52mもの高さの剣が地面に刺さるように建つ様は、圧巻です。
記念碑の正面は石畳になっており、多くのポルトガル人航海士がめぐった航路を示す世界地図のモザイクが刻まれています。一つのモニュメントながら、たくさんの見どころがあります。

ベレンの塔と同じく世界遺産となっている「ジェロニモス修道院」。こちらもエンリケ航海王子とヴァスコ・ダ・ガマの世界一周を記念して建設されました。完成までにかかった時間は300年!!ポルトガルが大航海時代に得た莫大な富をつぎ込んで作られたと言われています。大航海時代におけるポルトガル黄金期を象徴する建物です。

修道院内の「サンタマリア教会」。レース細工のような繊細な彫刻が施されており、ヴァスコ・ダ・ガマの石棺が静かに眠っています。

中庭を囲む回廊は、修道院最大の見どころ。アーチ型に連なる柱や外壁は、緻密な彫刻で被われ、マヌエル様式の最高傑作と称されることも。繊細で美しい佇まいは、訪れる人びとを魅了してやみません。

大航海時代を伝える様々な史跡を後にし帰船。「4月25日橋」をくぐり、オーシャンドリーム号はゆっくりとリスボンを離れます。先ほど見学した「発見のモニュメント」や「ベレンの塔」に見送られ、船は次の港へ。目指すはスペイン北部、バスクの港町ビルバオです。

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