
しばらく行くと、「壮麗」という表現がピッタリの、美しい建物が次々と。この街が時に「北のヴェネツィア」と称されるのもうなづけます。写真のこちらは、言わずと知れたエルミタージュ美術館。建物自体が、宝飾品のような美しさと気品を持っています。
サンクトペテルブルグの街の基礎を作ったと言われる、建築家カルル・ロッシによる「ロッシ通り」。左右対称の建物が両脇に続く、何とも不思議な景観が続きます。ちなみに、この通り、全長220m、幅22m、左右の建物の高さ22m。こうした数字の調和が、絶妙のバランスを生み出しているんですね。
「世界最大の教会建築」と言われるイサク聖堂。建設開始から完成までには、実に40年もの歳月が費やされたといいます。40年――「街をつくる」こと、「文化を育む」ことへの思いが感じられる数字です。
イサク聖堂の内部。見上げた高い天井には、美しい天井絵が。それを囲むように作られた窓から入る、自然光の美しさと相まって、素晴らしい景観をつくりだしています。
街の中心に位置する広場。中央に立つのは詩人・プーキシン像です。ここもカルル・ロッシによる作品のひとつ。この広場の周辺には、芸術に関わる施設が多く建ち、この街における芸術文化の中心地でもあるそう。
そして、サンクトペテルブルグと言えばここ!ネギ坊主のような屋根が特徴的な「血の上の救世主教会」です。ヨーロッパ風の建物が並ぶ街並みの中で、ひときわ目立つロシア協会建築。カラフルな色遣いがなんともオシャレです。お菓子みたいで、ちょっと可愛らしくもあるんですよね。
最後はエカテリーナ宮殿です。ピョートル大帝の妃、エカテリーナ1世のために建設され、当時の皇族の「夏の別荘」として使われてきたそう。写真を撮りながらも思わず、ため息が出てしまうほどの美しさです。