PEACE BOAT 地球一周の船旅

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第81回クルーズレポート

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Life Onboard

音楽で人生が変わる!アフリカン・ユース・アンサンブルの物語

2013年12月05日

かつて「アパルトヘイト(人種隔離政策)」の下、厳しい黒人差別が行われていた南アフリカで、差別やそれに伴う貧困の中にある子どもたちに未来への夢や目標を与えようと生まれた音楽グループが「アフリカン・ユース・アンサンブル(AYE)」。洋上講座には、AYE創設者で現在ディレクターをつとめるコロワネ・マントゥさんが登場、AYEの歩みを語りました。

小さな頃から音楽が大好きだったというマントゥさん。母が料理をするキッチンで音楽を始めますが、アパルトヘイト政権下では黒人がクラシック音楽を学ぶことは認められていませんでした。警察の目を避け、トイレに隠れて練習を重ねたと言います。そして「黒人居住区」に住む子どもたちへの音楽学校AYEの設立を決心しますが、これまでに様々なハードルがあったと語ります。
「子どもたちが使える楽器もない、楽譜もない、いや、楽譜を書く紙すらありませんでした。遠方からAYEに通いたいという子どもたちの交通費や食事代も私が負担しました」

続いてピースボートスタッフ・日高慎介がピースボートとAYEの歴史を語ります。
ピースボートとAYEの交流が始まったのは、ピースボートが初めて南アフリカを訪れた1999年。以来、ピースボートは寄港の度に日本で募集した中古の楽器をおくるなど、交流を重ねてきました。
幼少からチェロを習っており、1999年の初めてのAYEとの交流に参加したという日高にとって、AYEを訪れることには特別の思い入れがあるよう。
「僕が子どもの頃に使っていたチェロを、99年の交流の時にAYEにおくりました。それを今も大切に使ってもらっている。本当に嬉しい」と日高は語ります。

「隠れて練習を重ねてきたAYE。だんだんと大きくなり、今やAYE出身のプロの演奏家もあります。ソウェト(旧黒人居住区)の子どもたちの人生が変わったんです」大変な苦労の末に、AYEを育ててきたマントゥさんですが、その功績に対しこうも語ります。
「私は、自分が音楽を学ぶにあたって、自分のお金は使っていません。大学も奨学金で通うことができました。AYEの成長も、私ひとりの力ではありません。私はただ、当たり前のことを続けただけです」

今クルーズにはAYEの演奏メンバーも乗船中。12月9日に洋上コンサートが予定されています。どんな演奏が聞けるのか、また南アフリカでのAYEとの交流でどんな出会いがあるのか――期待が高まる講座となりました。

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