マンサニージョより乗船された水先案内人のテンダーさんは、米国で先住民族の文化・技術を学び、現在は鹿児島で「電気・水道・ガスの契約ナシ、年間家賃1万円」というユニークな家「てー庵」で生活しています。
今から10年ほど前、ピースボートクルーズに乗客として参加したテンダーさん。下船後、青森県六ヶ所村に移住したそう。それ以後は各地を放浪し、生きるための技術や知識を収集しながらたどり着いたのは、鹿児島でした。
年間家賃1万円の「てー庵」でのライフスタイルは、まさにテンダーさんが身につけた技術と知識の集大成だといえるもの。その暮らしぶりはメディアからも注目され、鹿児島での生活を追ったテレビ番組は、「FNSドキュメンタリー大賞2015」にて優秀賞を受賞しました。現在、南日本新聞でエッセイを連載したりと、幅広く活動しているテンダーさん。そんなテンダーさんが語る、これからの時代を生き抜くために必要なことは、「専門家に頼るのではなく、自分でやること」。
今後は、これまでテンダーさんが習得してきたロープワークなどのサバイバル術から、エネルギー問題、文章講座、非暴力コミュニケーションなど、体験型の講座を幅広くおこなっていただく予定。どんなワークショップになるのか、期待が高まります!