01.07
永遠の都ローマを歩く|古代ローマ遺跡・ヴァチカン美術館・グルメ・治安・気候まで分かる旅行ガイド
ヨーロッパ有数の観光地であり、歴史と芸術が融合する都市「ローマ」。古代ローマ帝国の栄華が今も残る街並みには、誰もが一度は行ってみたい魅力があります。
街を歩けば、2000年以上前の遺跡と現代の生活が自然に溶け合い、「永遠の都」と呼ばれる理由を実感できるでしょう。
この記事では、ローマの基本情報をはじめ、必見の観光スポット、治安や気候、日本からのアクセスまでを分かりやすく解説します。旅行の準備に、ぜひ参考にしてください。

目次
ローマとは?イタリアの中心「永遠の都」が世界から愛される理由
ローマは「永遠の都(La città eterna)」として、世界中の旅行者から愛され続けている都市です。イタリアの首都であり、約2,800年の歴史を持つ世界屈指の古都です。古代ローマ帝国の中心として政治・軍事・文化が発展し、その遺産は現代の街並みにも色濃く残っています。
コロッセオやフォロ・ロマーノといった遺跡が街中に点在し、日常の風景の中で歴史に触れられる点が大きな魅力です。
また、ローマ市内には世界最小の独立国家であるヴァチカン市国があり、宗教・芸術の中心としても知られています。歴史、文化、芸術、グルメが一体となったローマは、何度訪れても新しい発見がある都市です。
ローマの基本情報
ここではローマの基本情報を見ていきます。
| 面積 | 約1,285平方キロメートル(岩手県一関市とほぼ同じ大きさ) |
| 人口 | 約275万人 |
| 言語 | イタリア語(公用語) |
| 通貨 | ユーロ(EUR) |
| 為替レート | 1ユーロ:1.18米ドル(約182円)*2025.12月時点 |
| 物価 | 日本よりやや高め:水500ml(約180〜300円) |
| 時差 | UTC+1、JST−8(日本-8時間/サマータイムあり) |
| 観光ベストシーズン | 春(4~5月)と秋(9~10月)/過ごしやすい気候 |
| 国 | イタリア |
| 国旗 | ![]() |
ローマはイタリア中部のラツィオ州に位置するイタリア最大の都市で、ティベレ川のほとりに広がっています。周囲には丘が多く、「七つの丘の上に建てられた都市」としても知られています。
地中海性気候に属しており、年間を通じて比較的温暖な気候が特徴です。海に近く、自然と歴史が融合した魅力的な地形となっています。
宗教的にはローマ・カトリックが圧倒的に多く、ヴァチカン市国を抱えることからも分かるように、宗教行事や祝祭日も多く存在します。こうした背景を理解しておくと、滞在中のイベントや施設の休館日を把握しやすいです。
ローマ観光のおすすめスポット5選
ローマには、古代遺跡から宗教建築、芸術の殿堂まで、世界的に有名な観光スポットが集まっています。徒歩で巡れる範囲に見どころが点在しているのも特徴で、街を歩くだけでも歴史の厚みを感じられます。
ここでは、ローマを訪れたら必ず押さえておきたい代表的な5つの名所を紹介します。
- コロッセオ
- フォロ・ロマーノ
- トレビの泉
- パンテオン
- ヴァチカン美術館
コロッセオ|古代ローマ最大級の円形闘技場で歴史の象徴
コロッセオは、古代ローマ時代に建設された世界最大級の円形闘技場で、ローマの象徴的存在です。約5万人を収容したとされ、剣闘士の試合や公開競技が行われていました。
現在も外観の迫力は圧倒的で、当時の高度な建築技術を実感できます。内部見学では、地下構造や観客席の配置などが分かり、古代ローマの文化をより深く理解できます。
フォロ・ロマーノ|古代ローマの政治・文化の中心地の遺跡群
フォロ・ロマーノは、古代ローマの政治・宗教・商業の中心として機能していた遺跡群です。神殿や凱旋門、元老院跡などが広大な敷地に広がり、かつての繁栄を今に伝えています。
コロッセオにからも近く、併せての観光が可能です。高台から眺める遺跡群の景色も見どころのひとつです。
トレビの泉|人気の願掛けスポットとして観光客が絶えない
トレビの泉は、ローマ屈指の人気観光スポットとして知られています。背後にそびえる壮麗な彫刻と噴水の組み合わせは圧巻で、昼夜を問わず多くの人が訪れます。
泉に背を向けてコインを1枚投げると「再びローマに戻れる」と言われ、願掛けの習慣として親しまれています。夜間はライトアップされ、幻想的な雰囲気を楽しめるのも魅力です。
パンテオン|優れた建築技術が残る世界屈指の宗教建築
パンテオンは、約2000年前に建てられたとは思えないほど保存状態の良い建築物です。巨大なドーム天井と中央の天窓「オクルス」は、古代ローマ建築の最高傑作とされています。
内部は現在も教会として使用されており、自然光が差し込む空間は神秘的で、その感動は心に残るでしょう。
ヴァチカン美術館|世界最大級のコレクションを誇る芸術の中心
ヴァチカン美術館は、ヴァチカン市国に位置する世界有数の美術館で、膨大な芸術コレクションを所蔵しています。中でも、ミケランジェロが描いた「システィーナ礼拝堂」の天井画は必見です。
同じヴァチカン市国内にはサン・ピエトロ大聖堂もあり、併せて訪れることで宗教と芸術の深い結びつきを体感できます。見学には時間がかかるため、事前予約がおすすめです。
ローマの治安はいい?観光前に注意点をチェック
ローマは世界中から観光客が訪れる都市で、治安は比較的に穏やかです。ただし、観光客が多いエリアではスリや置き引きが発生しやすく、注意が必要です。
特にコロッセオ周辺、トレビの泉、地下鉄やバスなどの公共交通機関では、バッグの口を閉める、貴重品を分散して持つといった基本的な対策を心がけましょう。
また、観光地周辺で声をかけてくる客引きや偽の署名活動にも注意が必要です。夜間は明るく人通りの多い道を選んで移動することで、より安心して観光を楽しめます。
ローマの気候と服装のアドバイス
ローマは地中海性気候に属し、年間を通して比較的温暖です。以下の表にまとめましたので、ご覧ください。
| 時期 | 平均気温 | 気候の特徴 | 服装 |
| 春(3〜5月) | 約13〜20℃ | 穏やかで観光しやすい。朝晩は冷える日もある。 | 長袖シャツ、薄手ジャケット |
| 夏(6〜8月) | 約22〜30℃ | 高温で乾燥。日差しが非常に強い。 | 半袖、ワンピース、通気性の良い服 |
| 秋(9〜11月) | 約15〜23℃ | 気温が下がり歩きやすい。観光のベストシーズン。 | 長袖中心、軽い上着 |
| 冬(12〜2月) | 約5〜12℃ | 冷え込むが雪は少ない。石畳は体感温度が低い。 | コート、セーター |
観光のベストシーズンは春と秋で、街歩きや遺跡巡りを快適に楽しめます。夏は気温が30℃を超える日も多く、日差し対策が欠かせません。冬は日本の都市部と同程度の寒さですが、石畳の街は冷えやすいため防寒対策をしておくと安心です。
日本からローマへの行き方
日本からローマへは、飛行機を利用するのが一般的です。羽田空港(HND)から、ローマの玄関口であるフィウミチーノ国際空港(FCO)「通称:レオナルド・ダ・ヴィンチ国際空港」へ行けます。所要時間は往路:約15時間、復路:約12時間15分です。
ローマへのアクセスと現地での移動方法
ローマの玄関口であるフィウミチーノ空港から市内中心部へは、レオナルド・エクスプレスの利用が最も便利です。テルミニ駅まで直行するため、初めてローマを訪れる旅行者でも迷いにくく、移動時間も短く済みます。
費用を抑えたい場合は空港バスも選択肢ですが、交通状況により所要時間が変動する点には注意が必要です。
| 区分 | 交通手段 | 所要時間の目安 | 特徴 |
| 空港 → 市内 | レオナルド・エクスプレス | 約30分 | フィウミチーノ空港とテルミニ駅を直結。最も分かりやすく安心 |
| 路線バス | 約45〜60分 | 料金が安く、深夜便にも対応している | |
| 市内移動 | 地下鉄 | 区間により5〜20分 | 主要観光地を結び、移動効率が高い |
| バス・トラム | 区間により変動 | 路線が多く、街並みを楽しみながら移動できる | |
| 徒歩 | ― | 歴史地区は徒歩観光に最適 |
市内観光では、地下鉄・バス・トラムといった公共交通機関が充実しています。ただし、歴史的建造物が集中する旧市街エリアは徒歩で巡れる距離に見どころが集まっており、街を歩きながら遺跡や広場を楽しむスタイルもおすすめです。
【2027~2028年】イタリアに寄港するクルーズプランを紹介
※本記事にはピースボートクルーズで訪問しない場所も含まれています。詳しくは各クルーズのご案内をご覧ください。
最後に、イタリアに滞在するクルーズの紹介です。さまざまな魅力のあるイタリアの都市に寄港します。
船内で過ごしていれば、それぞれの目的地に到着するクルーズ旅行。「移動」ではなく「生活しながら観光できる」快適な旅も贅沢です。
地球一周の船旅 2027年4月 Voyage126
このクルーズは歴史と文化の宝庫・カリアリ(イタリア語: Cagliari)[サルデーニャ島]に寄港します。エメラルドの海と石畳の街並みが広がる素晴らしい街です。
他にも、ポートサイドからレイキャビクのあいだに、ヨーロッパ・地中海の13の地域に滞在します。ロンドン[ティルベリー](イギリス)やストックホルム(スウェーデン)、世界の南端に広がる自然美・プンタレナス(コスタリカ)、コペンハーゲン(デンマーク)、ヘルシンキ(フィンランド)などにも寄港します。
またバンクーバーからスワード(アラスカ:アメリカ)へ行く際にアラスカフィヨルド遊覧もあり、大自然も堪能できます。
世界各地の主要都市にも寄港し、北米・中南米・ヨーロッパ・アジアを巡る世界一周のクルーズプランです。
地球一周の船旅 2027年8月 Voyage127
このクルーズはローマまで電車で1時間ほどで行ける、チビタベッキア(イタリア語: Catania )に寄港します。滞在中に少し足を伸ばして、ローマに向かうのもおすすめです。
他にも、歴史を感じる街・ベルファスト(英国)、ミステリアスな”絶海の孤島”イースター島(チリ)、世界遺産の宝庫・ポートサイド(エジプト)、大航海時代を象徴する華やかな街・リスボン(ポルトガル)など多くの街にも寄港します。
ベルファスト(イギリス)からレイキャビク(アイスランド)に向かう際、オーロラを観るチャンスがあるのも大きな魅力。豊かな自然や美しい島々、歴史と文化の融合した都市を巡ります。
地球の壮大さと各地の絶景を感じられる地中海・中南米・南太平洋を巡る世界一周の船旅です。
地球一周の船旅 2028年4月 Voyage129
このクルーズでは数々の遺跡に彩られた港町:カタニア(イタリア語: Catania )に寄港します。バロック様式の街並みをはじめ、活火山・エトナ山や古代ギリシャ、ローマ時代の遺跡など、見どころが満載です。
その他に、世界遺産の宝庫・ポートサイド(エジプト)、仏北部のロマンあふれる港街・ル・アーブル(フランス)、エーゲ海屈指のリゾートアイランド・サントリーニ島(ギリシャ)、自然に抱かれた北欧屈指の「芸術の都」・オスロ(ノルウェー)、異国情緒あふれる文明の十字路・イスタンブール(トルコ)なども立ち寄ります。
多くの都市に寄港し、世界各地の街並みと多くの自然を堪能できる世界一周クルーズプランです。







