モンテビデオってどんな街？治安や人気の観光スポットを紹介

寄港地

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モンテビデオは、南米ウルグアイの首都であり、ラプラタ川沿いに広がる美しい港湾都市です。歴史的な旧市街と近代的な都市景観が共存していて、一度は訪れたい街です。

ランブラ通りや独立広場、白砂のビーチなど、見どころが満載。ウルグアイ名物のアサード（炭火焼きステーキ）を味わいながら、のんびりとした雰囲気を楽しめます。

本記事では、モンテビデオの基本情報や観光スポット、治安、ベストシーズンなどを解説します。モンテビデオへクルーズで行くプランも紹介しますので、ぜひ最後までご覧ください。

モンテビデオはウルグアイの首都であり、南米の大西洋に面した港湾都市です。ウルグアイの全人口の約40％ほどが住んでおり経済や文化の中心地ながら、のんびりとした雰囲気が特徴的です。

ウルグアイは人よりも牛のほうが多いと言われています。世界有数の牛肉消費量を誇り、そのほとんどを国内で消費します。そのためウルグアイ産の牛肉は日本ではあまり馴染みがありませんが、ウルグアイに行ったなら食べておきたい絶品です。

スペイン植民地時代の面影を残す旧市街と、モダンなビルやお店が立ち並ぶ新市街エリアがありそれぞれの魅力を楽しめます。見どころもコンパクトにまとまっていて観光しやすい街です。

GoogleMap： Montevideo

ここではモンテビデオの基本情報を見ていきます。

面積	約530平方キロメートル：モンテビデオ県（兵庫県姫路市と同程度）
人口	約138.4万人
言語	スペイン語（公用語）
通貨	ウルグアイ・ペソ（UYU）：peso uruguayo （スペイン語）
為替レート	100ウルグアイ・ペソ：2.37米ドル（2025.3月時点）
物価	日本と同程度：水500ml（約150円）
時差	UTC-3、JST-12（日本-12時間）
平均気温	暖かい時期（12〜3月）：最高平均25℃、最低平均18℃ 涼しい時期（5月〜8月）：最高平均16℃、最低平均9℃
観光ベストシーズン	1月：1年うちで最も晴れる日が多い1年を通して温暖な気候なため気温面はいつでも◯
国	ウルグアイ
国旗

それではモンテビデオの観光スポットをみていきましょう。

• シウダー・ビエハ
• 独立広場
• ランブラ通り
• ポシートスビーチ

以上の4つを解説します。

シウダー・ビエハはモンテビデオの旧市街であり、植民地時代の建築が残るエリアです。石畳の通りを歩くと、カフェやギャラリー、アンティークショップが点在し、散策するだけでも楽しめます。

とくに有名なのが「ソリス劇場」。1856年に建てられた南米最古の劇場のひとつで、現在もオペラやコンサートが開催されています。また、旧市場「メルカード・デル・プエルト」では、新鮮なシーフードやウルグアイの名物料理アサード（牛肉の炭火焼きステーキ）が味わえます。

モンテビデオの中心に位置する独立広場は、ウルグアイの歴史を象徴する場所です。広場の中央には、ウルグアイ独立の英雄ホセ・アルティガスの騎馬像が立ち、裏には彼の霊廟があります。周囲には大統領府であるエスタベシミエント・エクセクティーボや、19世紀に建てられた荘厳な建築物が並びます。

ランブラ通りは、モンテビデオのラプラタ川沿いに続く遊歩道です。ジョギングやサイクリングを楽しむ人々や、海を眺めながらリラックスする地元の人々が多く見られます。夕暮れには、美しい夕日が海を染める光景が広がり、写真映えするスポットとしても人気です。

通りにはおしゃれなカフェやレストランが並んでいて、ストリートパフォーマンスや音楽ライブが開かれることもあり、賑やかな雰囲気を味わえます。

ポシートスビーチは、富裕層が住む住宅街から近い、白い砂浜が広がるビーチです。ラプラタ川に面しているため波は穏やかで、地元の人や観光客が多く訪れます。

ビーチバレーやビーチサッカーを楽しむ人で賑わい、さまざまなマリンスポーツの大会がおこなわれる場所でもあります。ランブラ通りからも行くことが可能で、周辺にはおしゃれなお店やレストランも多く、ランチやディナーを楽しむのにも良いでしょう。

ウルグアイは南米の中でも治安が良い国とされ、日本の外務省も特別な危険情報を発していません。2023年の世界平和度指数では163カ国中50位。凶悪犯罪は少ないものの、スリや置き引きには注意が必要です。同様にモンテビデオは比較的、安全な都市ですが、訪問する人にとっては注意が必要なポイントもあります。

モンテビデオ旧市街などの人通りの少ない一部エリアでは1人で歩くのを避ける方が無難です。とくに夜間は人がより減るので警戒が必要です。

また、移動は流しのタクシーを避け、ホテル経由で正規のタクシー（レミス）を利用すると安全です。Uberなどの配車アプリも比較的安心できる手段のひとつです。バスは夜遅くまで運行しますが、終バス近くになると治安が悪化するため利用する際は十分に注意しましょう。

モンテビデオは海洋性気候で年間を通じて温暖です。夏（12月〜3月）は暑すぎず、冬（5月〜8月）も寒すぎないため、気温の面では1年中がベストシーズンと言っても良いくらいです。

ただし、冬は気温こそ低くないものの、風が強い日が多いため体感温度が下がることがあります。快適に過ごすなら冬以外のシーズンが良いでしょう。また、夏にあたる1月は1年の中で最も晴れが多い月です。天気を気にせず観光したいなら、1月が最もおすすめです。

モンテビデオへは飛行機またはクルーズを利用して行くことができます。

飛行機の場合、日本からの直行便はありませんので乗り継ぎ便になります。各地の都市で乗り継ぎ、カラスコ国際空港（MVD）へ向かいます。航空会社によっては1度の乗り継ぎですが、2度乗り継ぐことが一般的です。

主な経由地は以下です。
メキシコシティ・MEX：メキシコ
サンパウロ・GRU：ブラジル
サンティアゴ・SCL：チリ
メルボルン・MEL：オーストラリア
ニューヨーク・JFK：アメリカ
ロサンゼルス・LAX：アメリカ
パナマシティー・PTY：パナマ
フランクフルト・FRA：ドイツ

さまざまなルートがあるため航空会社の各公式サイトなどで確認しましょう。ルートにより異なりますが、総飛行時間は23〜30時間ほど。空港での乗り継ぎにも時間がかかるので、所要時間は28〜40時間くらいを考えておくと良いでしょう。1日半〜2日の移動時間でモンテビデオに到着します。

一方、クルーズで行く場合は地球一周の船旅クルーズを利用すれば、寄港地のひとつにモンテビデオが含まれています。そのため、このクルーズに乗船すれば行くことが可能です。クルーズなら、船内の客室で過ごしていれば、それぞれの目的地に到着します。「移動」ではなく「生活」をしていれば良いので、快適に過ごすことができます。

※本記事にはピースボートクルーズで訪問しない場所も含まれています。詳しくは各クルーズのご案内をご覧ください。

最後に、モンテビデオに滞在するクルーズプランのご紹介です。

このクルーズではモンテビデオ観光のベストシーズンに滞在します。晴れの日が多い「1月」です。天候を気にせずモンテビデオを楽しめるでしょう。

ほかにも、美しき”インド洋の貴婦人”・ポートルイス（モーリシャス）、悠久の時を紡ぐ自然の楽園・トアマシナ（マダガスカル）、ミステリアスな”絶海の孤島”・イースター島（チリ）、珊瑚礁と熱帯雨林が魅力のリゾート・ケアンズ（オーストラリア）などにも寄港します。

自然と都会が混じり合う美しい街並みや大自然の魅力にふれられる、アフリカ・南米・オセアニアを巡る地球一周クルーズプランです。

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