南太平洋エリア(ハワイ、タヒチ、イースター島など)
南太平洋エリアの魅力
美しい海に彩られた南太平洋の島々。南洋の楽園タヒチや「絶海の孤島」イースター島、雄大な自然を擁するハワイ諸島など、個性豊かな島々に広がる大自然を満喫します。
きらめく海を満喫する
ターコイズブルーのラグーンと白い砂浜のコントラストが美しい、南太平洋の海。突き抜けるような青空の下、美しい海に潜れば一面にサンゴ礁が広がり、色とりどりの魚たちが海中の世界を彩ります。ラグーンクルージングやシュノーケリングなどのマリンアクティビティはもちろんのこと、海を見ながらゆったりと過ごすひとときも格別です。ひとたび南太平洋の美しく豊かな島々を訪れれば、サマセット・モームやスティーブンソン、ポール・ゴーギャンなど、数々の作家・画家を虜にしたことにも納得です。
島特有の文化にふれる
ビーチリゾートとしてだけでなく、古くからの伝統を受け継ぐ先住民族の歴史や文化にも、大きな注目が集まりつつある南太平洋。ハワイ、イースター島、ニュージーランドを結んだエリアは、”ポリネシアン・トライアングル”と呼ばれ、広い太平洋にまたがる島々は互いにかなりの距離があるにもかかわらず、さまざまな文化を共有しており、広大な文化圏を形成しています。雄大な自然とともに豊かな文化にふれる体験は、島で過ごす時間をより有意義なものにしてくれるでしょう。
海を越えてつながる文化
見渡す限りの海がどこまでも続く、広大な太平洋。その赤道以南には、画家のポール・ゴーギャンや作家のサマセット・モームを魅了したタヒチや、モアイ像に護られた”絶海の孤島”イースター島をはじめ、個性豊かで魅力的な島々が点在します。それぞれの島は互いに離れていながらも多くの文化を共有し、また近代以降は世界ともさまざまな関係を築いてきました。ビーチリゾートや観光地としての南太平洋だけではなく、海を越えた世界とのつながりを知れば、広大な海に点在する島々をめぐる旅の印象はさらに深まります。
[特集記事]人と人をつなぐ南太平洋−航海作家が選ぶ歴史航海−
歴史や伝統を学ぶ
日本ではリゾートのイメージが先行する南太平洋の島々。しかし、その美しさの背後には植民地支配の歴史があり、現在も住民の暮らしに大きな影響を及ぼしています。ピースボートクルーズでは、独自の文化を守り継ぐ先住民族の人びとと交流し、自然とともに営まれてきた持続可能な暮らしを体験するツアーも実施しています。現地の食材を伝統的工法で調理し味わう体験や、歌やダンスで交流する楽しい時間も。島々に息づく伝統文化や価値観にふれるひとときは、かけがえのない旅の思い出となるでしょう。
南太平洋エリアの寄港地
クルーズによって寄港・運航しない場所が含まれます。詳しくは各クルーズのご案内をご覧ください。
ハワイ島の玄関口にあたる、カイルア・コナは、ヒロに次いで2番目に大きな街です。名所旧跡も数多く見られ、カメハメハ大王が晩年を過ごした場所でもあります。
「2つの海」の意味を持つ街
海岸沿いにはリゾートホテルが立ち並び、ハワイ島西部の商業や観光の中心であるカイルア・コナは、ハワイ島で2番目に大きな都市です。コナは、ハワイ語で風下の意味があり、カイルアはカイ(Kai=海)と、エルア(Elua=2つ)が合わさり、「2つの海」という意味を持っています。オアフ島の東海岸に位置する風上のカイルアに対して、ハワイ島の風下にあるこの町が、カイルア・コナと呼ばれています。
ハワイアンの聖地
カメハメハ大王が晩年を過ごした美しい港町としても知られるカイルア・コナの見どころのひとつでもあるアフエナ・ヘイアウは、1812年にカメハメハ大王が再建した神殿です。現在では、国定歴史建造物にも指定されており、カメハメハ大王の最後の地でもあるこの場所は、今でもハワイアンの聖地となっています。街のメイン・ロードのアリイ・ドライブには、ショップやレストランをはじめ、ハワイ島の重要な史跡が歩いて回れる範囲に集まっています。