クルーズレポート
ノーベル平和賞特別洋上展がなぜピースボートに?
毎年ノルウェーのオスロで開催される、ノーベル平和賞の授賞式。それに併せてノーベル平和センターで開催される「ノーベル平和賞企画展」が、2025年4月よりピースボートクルーズの船内で「洋上特別展」として公開されています。なぜ世界をめぐる船の上で、これらの展示がおこなわれているのか――。特別展の公開までの経緯や、NGOピースボートが長年続けてきた平和への取り組みについてスタッフが紹介しました。また、会場にはピースボートが国際運営団体として関わるICAN(核兵器廃絶国際キャンペーン)が、2017年にノーベル平和賞を受賞した際のメダルも展示され、訪れた方々にこれまでの歩みを知っていただく機会となりました。
星空観望会
旅の舞台となる洋上は、街灯りや空をさえぎる建物もない、星空の観測には絶好の環境です。この日の夜のデッキでは南半球の星空を眺める観望会が行われ、夜空を埋めつくす星たちをじっくりと見ることができました。船の灯りを消すことでより星の姿が際立ち、肉眼で眺めるのはもちろん、写真や動画をたくさん撮られた方も多くみられました。
モーリシャスの海を救おう
まもなく寄港するインド洋の島国・モーリシャスは、“インド洋の楽園”とよばれるなど美しい海や自然が息づく場所として世界的に知られています。しかしながら、近年は気候変動による海水温の上昇で、島を囲むサンゴ礁が縮小するなど深刻な影響も出ています。この日の講座では、モーリシャス出身の海洋専門家であるタシカ・カルーさんが取り組むサンゴの植樹や、透明な海を守る水質浄化プロジェクトなどが紹介され、美しい海を未来へと残すためのさまざまな活動を知ることができました。
美しい景色に導かれて
この日は、風もなく波も立たない、いわゆる“ベタ凪”とよばれる海が見られました。滑らかな布のような、そんな美しい水面がどこまでも続く光景は神秘的な雰囲気すら感じさせます。鏡面のようにゆらめく海に映る白い雲――毎日少しずつ変化する海や空の景色とともに、地球一周の旅路は続いてゆきます。
夢とロマンの世界遺産講座
世界遺産協会の常任理事で、世界遺産検定の最高位『世界遺産マイスター』の称号をもつなど、これまで400近くの世界遺産を見聞してきた片岡英夫さんの講座が開催されました。今クルーズでも数々の世界遺産を訪れるとあって、会場をうめた皆さんは真剣そのもの。豊富な知識に裏付けされた片岡さんの解説を聞き、これから訪れる寄港地がさらに楽しみになりました。
旅をより有意義なものへナビゲート
[水先案内人紹介]片岡 英夫さん
朝日とともにはじまる一日
朝のデッキへと向かうと、朝日が昇るのを待つ人たちの姿が見られました。雲間から徐々に顔を見せ始める朝日は、新しい一日のはじまりを告げるような印象的な美しさ。デッキでは早くもウォーキングやストレッチに汗を流す人の姿もあり、自由で清々しい時間が流れていました。
赤道を越えて
シンガポールを出港したパシフィック・ワールド号は、南半球の寄港地に向けて航海を続けています。この日は、地球を北半球と南半球に分ける緯度0度の線「赤道」を通過するタイミングに合わせて、デッキでイベントが行われました。皆さん、赤道にちなんで“赤”の服やグッズを身に付けるなど準備もばっちり!ここからいよいよ、南半球の旅がはじまります。
洋上のすし処
この日は、以前から気になっていた有料のレストラン「すし処 海-kai-」で食事をいただくことに。ちょうどランチの時間帯とあり、数量限定の海鮮丼をいただくことができました。ぎっしりと詰められた海鮮は、どのネタも新鮮で彩りも鮮やか。友人たちと旅のアレコレを話しながら、美味しく味わいました。夜は予約制で握りずしや刺身、アラカルトもあるようなので、記念日や特別なタイミングで利用するのも楽しみです。
洋上ワールドファッションショー
船の中央に位置するアトリウムを舞台に、「洋上ワールドファッションショー」が開催されました。ランウェイを歩くのは、美しい民族衣装を身にまとった参加者の皆さん。大勢のギャラリーが見守るなか、着物やチマチョゴリ、インドや東南アジアなどの多彩な民族衣装が披露されました。世界一周クルーズならではの“装いの世界旅行”を、多くの皆さんが楽しまれていました。
航路と航海の雑学
船の航路や、航海にまつわるさまざまな知識を紹介するシリーズ企画「航路と航海の雑学」。横浜出航以降どのような航路を取り、そして今後南アフリカまでどのような海を進むのかを、本船事務局長が説明しました。さらには、これから航行するインド洋の特徴やめずらしい海洋現象など、クルーズならではの楽しみについてのお話も。普段はなかなか聞くことのない航海の専門家による解説に、皆さん熱心に耳を傾けていらっしゃいました。