クルーズレポート
オスマン帝国のその後のトルコ世界
世界遺産や古代文明の講師などを務める陸秀慧(デジレー・ルー)さんは、数々の世界遺産を訪れ、研究をしてきました。今回の講座では、イスタンブールを中心としたオスマン帝国の歴史や遺産などをご紹介いただきました。
ホロコーストをどう教えるか
各国におけるホロコーストの記述を研究しているエッカート・フークスさんによる講座では、世界の国々の教科書などでどのように記載されていてどのように教えられているのか、「ホロコースト」という言葉がそれぞれの国でどのような意味を持つのかなどをお話いただきました。
毎日が冒険
すべての肩書きをリセットして、結婚式の3日後ふたりで世界一周の旅へ。約2年間で南極から北極まで世界数十ヶ国をめぐった自由人・高橋歩さん。その後も世界各地で出版社を設立したり、レストランバー&ゲストハウスを開店したりと、世界中でジャンルにとらわれない活動を展開しています。そんな高橋さんの講座には世代を問わず多くの方が参加しました。
旅をより有意義なものへナビゲート
[水先案内人紹介]高橋歩さん
「永遠の都」ローマへ
寄港2日目はローマへ。チビタベッキアからバスで約1時間半で到着です。訪れたのは円形闘技場「コロッセオ」。その大きさに圧倒されます。名作『ローマの休日』でおなじみのスペイン広場や古代ローマの栄光が甦るフォロ・ロマーノ、トレヴィの泉など、一度は訪れたい場所が目白押しです!
イタリアの紹介記事はこちら
[クルーズコレクション]魅惑のイタリア歴史散歩-1-
チビタベッキア(イタリア)に入港しました
パシフィック・ワールド号が入港したのは、ローマの外港にあたる港町、チビタベッキアです。チビタベッキアと日本の関わりは深く、1615年に慶長遣欧使節団の支倉常長らがこの地に上陸しました。街中には支倉常長の銅像が建てられており、出発地でもある石巻市とは、姉妹都市協定を結んでいます。
夕暮れを楽しむ
デッキに出てみると、そこには美しい夕日が待っていました。こんな絶景に日々包まれるのも、世界一周クルーズならでは。日々繰り返される日常の一コマながら、毎日新たな感動が胸に迫ります。
フェイクニュースを読み解く
「フェイクニュースは、わたしたちの価値観や選択にも影響し、現実を歪めます。」そう話すのは、ジャーナリストのヤスナ・バスティッチさん。講座では、情報の真偽をしっかりと見抜き、情報を正しく得るために、わたしたちができることについてお話いただきました。
わたしの故郷は戦場になった
ジャーナリストのヤスナ・バスティッチさんの故郷サラエボは、ボスニア紛争下で市街地が戦場になり、多くの一般市民が犠牲になりました。講座では、その当時の体験をお話いただきました。1994年に戦争難民としてスイスへと逃れたヤスナさんは現在もチューリッヒで暮らし、紛争に関する報道およびメディア・トレーニングを専門として活動しています。
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[水先案内人紹介]ヤスナ・バスティッチさん
バルセロナ(スペイン)に入港しました
芸術の街バルセロナ。サグラダ・ファミリアをはじめ、ガウディが残したさまざまな建築物や旧市街など、見どころたっぷりです。こちらは、サンタ・エウラリア大聖堂。立派なファザードや礼拝堂、中庭、そしてまばゆいばかりの美しいステンドグラスは訪れる人びとを魅了します。
バルセロナの紹介記事はこちら
[クルーズコレクション]芸術の都に息づく名建築を訪ねて
つながりで豊かさを育む
お金に頼らずに豊かな社会をつくる「時間銀行」とは?ジャーナリストの工藤律子さんにその取り組みについてお話いただきました。時間を交換単位としてサービスのやり取りをするこの仕組みが取り入れられた地域社会や学校、病院などの事例をはじめ、その成果について、みなさん興味深そうに聞き入っていました。