水先案内人

ピースボートの旅をより有意義なものへと導くナビゲーターが「水先案内人」の皆さん。訪れる土地の専門家やジャーナリスト、各界の著名人、エンターテイナーなど、その顔ぶれは実に多彩です。まなぶ・たのしむ・つくる━“先生”とはひと味違う水先案内人が、地球一周をより豊かにナビゲートします。

ビデオメッセージ

これまでにご乗船いただいた方々(順不同、敬称略)

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結城幸司 YUKI Koji

(アイヌアートプロジェクト代表 )

現代に生きるアイヌとして、版画、ロック、語りなど、様々な形でアイヌ文化を表現する活動を続けている。ライブや講演活動の他、アイヌの儀式の祭司なども行い、自由が丘のギャラリー喫茶「るなん」にて、縄文~アイヌをテーマとした「二人展」を友人の平田篤史と毎年開催、東京京橋のギャラリーモーツァルトにて年に一度の個展を開催している。2011年、ノーベル文学賞受賞者であるフランスの小説家ジャン=マリ・ギュスターヴ・ル・クレジオの招待により、パリのルーブル美術館で行われたイベントRumeurs du Louvre / Rumeurs du Monde で、アイヌアートプロジェクトの結成メンバーと共にストーリーテリングを披露した。共著に『イランカラプテ アイヌ民族を知っていますか?』(明石書店)。版画掲載歴:『別冊太陽』扉絵、『家庭画報』トワトトワト挿絵、『婦人の友』挿絵と物語など。

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ガクエムシー GAKU-MC

(アーティスト)

アコースティックギターを弾きながらラップする日本ヒップホップ界の先駆者。2011年にレーベルRap+Entertainmentを立ち上げ、「ラップで世界をプラスの方向に!」を合い言葉に活動。2012年にはキャンドルと音楽で心を繋ぐイベント「アカリトライブ」を立ち上げ、音楽による日本復興活動を続けている。また音楽とフットボールを融合し、人と人を繋げていくことを目的とした団体「MIFA(Music Interact Football for All)」を立ち上げる。桜井和寿(Mr.Children)と「ウカスカジー」を結成し、2014年日本サッカー協会公認日本代表応援ソングを手がける。書籍『世界が今夜終わるなら』(A-Works)。

GAKU-MC公式ホームページ http://www.gaku-mc.net

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宮台真司 MIYADAI Shinji

(社会学者、首都大学東京教授)

大学院在学中からサブカルライターとして活躍し、1990年代に入るとメディアにもたびたび登場、行動する論客として脚光を浴びた。その後は国内の新聞雑誌やテレビに接触せず、インターネット動画番組「マル激トーク・オン・デマンド」など自らの媒体を通じて社会に発信を続ける。著書に『14歳からの社会学』(筑摩書房)、『正義から享楽へ』(垣内出版)、『どうすれば愛し合えるの』(KK ベストセラーズ・共著)、『ウンコのおじさん』(ジャパンマシニスト)など多数。

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ジョゼ・ラモス=ホルタ Jose RAMOS-HORTA

(元東ティモール大統領)

ノーベル平和賞受賞者であるジョゼ・ラモス= ホルタ氏は東ティモールの人々の代弁者であり、老練な外交官、平和活動家である。祖国から30年近く亡命している間、残忍な政権に苦しむ東ティモールの人々の声となり、世界に訴え続けた。1996年に東ティモールのカルロス・フィリペ・シメネス・ベロ司教と共に、平和的紛争解決への貢献が評価され、ノーベル平和賞を受賞。2007年5月東ティモールの大統領に選出される。在任中には世界級のマウンテンバイクレース「レース・フォー・ピース」をはじめ様々な貧困対策・平和構築のプログラムを自ら手がける。2012年に大統領としての任期を終え、2014年に世界中の国連平和・仲裁活動を評価する、平和活動に関する国連ハイレベル・パネルの議長を務めた。

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松田美由紀 MATSUDA Miyuki

(女優・写真家)

1979年から演技の幅広い個性派女優として多数の作品に出演。河瀬直美監督作品「二つ目の窓」でカンヌ映画祭に参加。出演作品に今年3月公開の「ちはやふる 結び」などがある。その他『松田優作全集』(幻冬舎)ではアートディレクションを務めるなど制作活動も意欲的に行い、短編映像監督や、写真家としても活動中。写真集『私の好きな孤独』(潮出版社)、『ボクノクルマ』(河出書房新社)、著書では『子宮の言葉』(扶桑社)、『好き好き大好き!明日を生きる言葉』(講談社)などがある。平和活動としてエネルギーシフトにも関心がある。

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安冨歩 YASUTOMI Ayumi

(東京大学東洋文化研究所教授 )

京都大学経済学部を卒業後、大手銀行に勤務。2年半で退行し、京都大学大学院経済学研究科修士課程を修了。名古屋大学助教授などを経て、2009年より現職。学位論文『「満洲国」の金融』(創文社)で第四十回日本経済新聞経済図書文化賞を受賞。2013年より、自身がトランスジェンダーであることを知り女性装で過ごしている。もともとは経済学者だが、文系理解を問わず様々な分野の研究を行い、作詞作曲、絵画制作などにも精力的に取り組む。著書に『ありのままの私』(ぴあ)、『生きる技法』(青灯社)、『老子の教え あるがままに生きる』(ディスカバー21)など多数。

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豊田直巳 TOYODA Naomi

(フォトジャーナリスト、ドキュメンタリー映像監督・制作、日本ビジュアルジャーナリスト協会(JVJA)会員)

1983年よりパレスチナ・中東の取材を始める。その後カンボジア、アチェなど東南アジア、旧ユーゴ、コソボなどの紛争地を取材し、写真と映像で週刊誌、新聞、テレビなどで発表。2011年の東日本大震災以降は、主に原発事故の被害の取材を続けている。著書・写真集に『Fukushima:L'Anno​Zero』(Jaco​Book)、『福島を生きる人びと』(岩波ブックレット)、『フクシマ元年』(毎日新聞社)、『戦争を止めたい​フォトジャーナリストの見る世界』(岩波ジュニア新書)、『世界の戦場から~イラク爆撃と占領の日々』(岩波書店)、『パレスチナの子供たち』(第三書館)など多数。映像作品に『奪われた村~避難5年目の飯舘村民』(2016年)『遺言~原発さえなければ』(共同監督・2013年)がある。

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早苗ネネ SANAE Nene

(ボーカリスト)

1968年デュエットグループ“じゅん&ネネ”としてデビューし、一躍アイドルになる。グループ解散後にイギリスへ留学、ロックバンドのボーカリストとして活動。その後、マウイ島にあるハワイ大学の「マウイ・コミュニティーカレッジ」に留学。和歌をアカペラで歌い、教授に絶賛されたのをきっかけに百人一首などの古典和歌にメロディをつけ始め、2002年アルバム「和歌うた 花のいろは」を自主制作で発表。帰国後、日本の寺社仏閣などで、本格的な草の根のコンサート活動を開始。アルバムに「和歌うた 小倉百人一首」など。2000年『熟女少女』(学習研究社)にて、森鴎外記念事業受賞。現在、『花のいろは』(山陽新聞)、『和歌うた』(ウェブマガジン横浜 NOW)、『スターピープル』(ナチュラル出版)など、随想多数。

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楊逸(ヤン・イー) YANG Yi

(小説家)

中国ハルビン生れ。1987年来日。1995年、お茶の水女子大学文教育学部、地理学専攻を卒業。2007年『ワンちゃん』(文春文庫)で文學界新人賞受賞し、作家としてデビューする。2008年『時が滲む朝』(文春文庫)で日本語を母語としない作家として初めて芥川賞を受賞。現在、日本大学藝術学部教授を勤める。著書に『金魚生活』『孔子さまへの進言―中国歴史人物月旦―』『おいしい中国―「酸甜苦辣」の大陸―』(共に文藝春秋)、『すき・やき』( 新潮文庫 )、『陽だまり幻想曲』(講談社)、『流転の魔女』(文春文庫)、『あなたへの歌』(中公文庫)、『蚕食鯨呑』(岩波書店)、『エーゲ海に強がりな月が』(潮出版社)、『獅子頭(シーズトォ)』(朝日新聞出版)など多数。

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高瀬毅 TAKASE Tsuyoshi

(ジャーナリスト・ノンフィクション作家)

長崎市生まれ。ニッポン放送記者、ディレクター。ラジオドキュメンタリー『通り魔の恐怖』で日本民間放送連盟賞最優秀賞受賞。1989年から現職。ラジオ・TVのナビゲーター、コメンテーター、雑誌『AERA』で人物ドキュメント「現代の肖像」やルポを25年間執筆している。新聞や雑誌でコラム、書評、NHK・BSの「週刊ブックレビュー」の書評者も務めた。現在、インターネットテレビ「デモクラシータイムス」キャスターとして政治問題を発信。「仲間と本を読む」をテーマに隔月で「酒呑み読書会」を主宰。著書に『ブラボー : 隠されたビキニ水爆実験の真実』(平凡社)、第15回平和・協同ジャーナリスト基金賞奨励賞を受賞した『ナガサキ 消えたもう一つの「原爆ドーム」』(平凡社・後に文春文庫)、『本の声を聴け〜ブックディレクター幅允孝の仕事』(文藝春秋)など多数。5月に、政治学者、白井聡さんとの対談『ニッポンの正体』(仮)を出版予定。

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