水先案内人
ピースボートの旅をより有意義なものへと導くナビゲーターが「水先案内人」の皆さん。訪れる土地の専門家やジャーナリスト、各界の著名人、エンターテイナーなど、その顔ぶれは実に多彩です。まなぶ・たのしむ・つくる━“先生”とはひと味違う水先案内人が、地球一周をより豊かにナビゲートします。
ビデオメッセージ
これまでにご乗船いただいた方々(順不同、敬称略)
沢 知恵 SAWA Tomoe
(歌手、コモエスタ代表)
1971年生まれ。日本、韓国、アメリカで育つ。3歳よりピアノを弾く。東京藝術大学在学中に歌手デビュー。現在までに『こころ』など27枚のアルバムを発表。1998年、韓国における日本の大衆文化開放後、初めて公式に日本語でうたい、第40回日本レコード大賞アジア音楽賞受賞。圧倒的迫力のピアノ弾き語りパフォーマンスで、世代を越えたファンに支持されている。ハンセン病療養所や少年院などでも活動。共著『世界がステージ!』ほか著書・訳書多数。
公式ホームページ https://comoesta.co.jp/
セム・ソワンタ SEM Sovantha
(AAD(アンコール障がい者協会)創設者)
カンボジア出身。カンボジア内戦中の1990年、兵士として戦闘中に地雷の被害に合い、プノンペンの病院で一年間治療を受けるが両足を失う。以降苦しい生活を強いられ、家族を支えるために物乞いをせざるおえない状況にまで追い込まれる。その後、観光客に本を販売する事業に成功し、寺院
や市場の周りで物乞いをする障がい者に仕事を提供するなどの支援を開始。2003年5月にAADを立ち上げ、障がい者だけでなくその家族にも救いの手を差し伸べる活動を開始。
安田 菜津紀 YASUDA Natsuki
(フォトジャーナリスト、NPO法人Dialogue for People副代表理事)
1987年神奈川県生まれ。NPO法人Dialogue for People(ダイアローグフォーピープル/D4P)所属フォトジャーナリスト。同団体の副代表。16歳のとき、「国境なき子どもたち」友情のレポーターとしてカンボジアで貧困にさらされる子どもたちを取材。現在、東南アジア、中東、アフリカ、日本国内で難民や貧困、災害の取材を進める。東日本大震災以降は陸前高田市を中心に、被災地を記録し続けている。著書に『写真で伝える仕事 -世界の子どもたちと向き合って-』(日本写真企画)、他。上智大学卒。現在、TBSテレビ・サンデーモーニングにコメンテーターとして出演中。
公式ホームページ https://d4p.world/
飯田 哲也 IIDA Tetsunari
(認定NPO法人環境エネルギー政策研究所(ISEP)所長)
1959年生まれ。原子力産業や原子力安全規制などに従事後、「原子力ムラ」を脱出して北欧での研究活動や非営利活動を経てISEP(環境エネル ギー政策研究所)を設立し現職。環境エネルギー政策研究所(ISEP)所長。3.11後にいち早く「戦略的エネルギーシフト」を提言して公論をリードしてきた。国際的にも豊富なネットワークを持ち、21世紀のための自然エネルギー政策ネットワークREN21理事、世界バイオエネルギー協会理事、世界風力エネルギー協会理事なども務める。2014年より一般社団法人『全国ご当地エネルギー協会』事務総長をつとめ、地域からのエネルギーシフトを進めるために全国を奔走中。
認定NPO法人環境エネルギー政策研究所(ISEP) 公式ホームページ https://www.isep.or.jp/
上原 公子 UEHARA Hiroko
(元国立市長、脱原発をめざす首長会議元事務局長)
元東京都国立市長、元東京・生活者ネットワーク代表。国立市議会議員、水源開発問題全国連絡会事務局、国立市景観裁判原告団幹事などを経て、1999年に国立市長選で初当選(東京都初の女性市長)。2期8年間務め、2007年の市長選には出馬せず退任。現在、自治体議員政策情報センター長、脱原発をめざす首長会議事務局長を務める。著書に『「無防備平和」市民自治で9条を生かす』(共著、高文社)、『国立景観訴訟自治が裁かれる 』(共著、公人の友社)、『脱原発で住みたいまちをつくる宣言首長篇』(共著、影書房)など。
松本 仁一 MATSUMOTO Jinichi
(ジャーナリスト)
1968年に朝日新聞に入社。アフリカ・中東問題を専門とする。ナイロビ支局長、中東アフリカ総局長(カイロ)、編集委員を歴任する。まだ日本にアフリカの情報がほとんど入ってこなかった時代から、長年に渡りアフリカの魅力や社会問題について発信。1991年の湾岸戦争、2002年のイラク戦争をバグダッドで取材した。貧困や内戦などの現実はもちろん、衣食住などの生活を共にしたからこそ紡ぎ出される体験談は必聴。2013年から朝日新聞で連載された「プロメテウスの罠」の総監督役も務めた。著書に『アフリカ・レポート- 壊れる国、生きる人々』(岩波新書)、『カラシニコフ 』(朝日文庫)など多数。
ソーヤー海 SAWYER Kai
(共生革命家)
1983年東京生まれ、新潟、ハワイ、大阪育ち。カリフォルニア州立大学サンタクルーズ校(UCSC)で反戦運動やサステナビリティー運動を学生と共に設立し、「持続可能な生活の教育法」のコースを主催、講師を務める。その後、意識を深めるためにコスタリカのジャングルに移住。現在、ギフトエコノミー(与え合いの生態系)で成り立つ「東京アーバンパーマカルチャー(TUP)」を主宰、パーマカルチャー、非暴力コミュニケーション、マインドフルネス(禅)、システム思考などのワークショップを世界各地で行っている。全ての命が大事にされ、みなが活かされる世界を仲間と共に創作中。
東京アーバンパーマカルチャーホームページ http://tokyourbanpermaculture.blogspot.jp/
土佐 誠 TOSA Makoto
(仙台市天文台名誉台長)
1944年東京都生まれ。1973年に東北大大学院修了後、名古屋大助手、東北大助教授、東北大教授(東北大学大学院理学研究科天文学専攻)を歴任。専門は銀河物理学。元日本天文学会理事長。東北大学名誉教授。2008年4月より仙台市天文台第七代台長、2020年7月より仙台市天文台名誉台長に就任。現在は、宇宙をテーマに市民が集い、市民参加型のプログラムを開発するなど、地域と共に成長する、ひらかれた「宇宙の広場」つくりに力を入れている。気軽な雰囲気の中で宇宙が身近になる話をする「トワイライトサロン」は毎週土曜日に開催され大好評。
仙台市天文台公式ホームページ http://www.sendai-astro.jp/
マーク・ワイス Mark WEISS
(NPO「オペレーション・リスペクト」教育ディレクター)
米国出身。1979年に米国内でもっとも貧しいとされるニューヨーク市ブロンクス地区で、初のオルタナティブ・スクール(従来の学校教育とは違う学校)を創設するなど、20年間にわたりニューヨー ク市立校の校長をつとめた。その経験を元に、現在はNPO「オペレーション・リスペクト」にて、いじめ問題を根本から見つめ、全ての生徒が尊重され安心して勉強できる教育現場を作るべく活動している。同団体は、アメリカ国内はもちろん、イスラエルやウクライナ、ヨルダン川西岸地域などをまわり世界中でワークショップを行なっている。
たかの てるこ TAKANO Teruko
(地球の広報、旅人、エッセイスト)
「世界中の人と仲良くなれる!」と信じ、7大陸70ヵ国を駆ける。ベストセラー『ガンジス河でバタフライ』は、旅立つ老若男女の “ 旅のバイブル ”となり、長澤まさみ主演でドラマ化もされ話題に。『純情ヨーロッパ 』『ダライ・ラマに恋して』『モロッコで断食(ラマダーン)』『あっぱれ日本旅 !』(幻冬舎文庫)など多数。大学の教え子の悩みから生まれた本『生きるって、なに?』シリーズが、毎日新聞、読売新聞、朝日新聞、めざましテレビ等で紹介され、累計22万部のロングセラーに。旅の経験をもとに「自分への愛をケチらず、自分自身をほめちぎって、愛いっぱいに生きよう!」と呼びかける講演は爆笑続き、全国で大人気となっている。
公式ホームページ http://takanoteruko.com/