水先案内人
ピースボートの旅をより有意義なものへと導くナビゲーターが「水先案内人」の皆さん。訪れる土地の専門家やジャーナリスト、各界の著名人、エンターテイナーなど、その顔ぶれは実に多彩です。まなぶ・たのしむ・つくる━“先生”とはひと味違う水先案内人が、地球一周をより豊かにナビゲートします。
ビデオメッセージ
これまでにご乗船いただいた方々(順不同、敬称略)
古今亭 菊千代 KOKONTEI Kikuchiyo
(落語家)
東京都生まれ。1984年古今亭圓菊門下に入門。1993年に先輩である三遊亭歌る多師と共に江戸では初の女性真打に昇進し「古今亭菊千代」を襲名。古典落語から創作落語、手話落語、韓国語と日本語両方で繰り広げる二次元落語など積極的に新しい分野を開拓し、国内だけではなく海外にも活動範囲を広げている。現在、演芸場での定席出演のほか、全国の刑務所・拘置所・少年少女院・更生施設でも落語を披露している。著書に『古今亭菊千代、噺家です。』(日本出版社)。2013年には、子どもから大人まで落語を楽しめる『体験!子ども寄席』(偕成社)全五巻を出版。
公式ホームページ http://www.iz-design.sakura.ne.jp/blog/
ドニーシャ・プレンダーガスト Donisha PRENDERGAST
(教育者、活動家、作家、女優))
世界を旅しながら、映画、教育、社会運動など、多岐にわたる活動を展開。ビヨンセ、ダミアン・マーリーなどの作品、またナショナルジオグラフィックをはじめとしたテレビ番組にも携わる。ラスタファリ運動の文化や継承について講演する他、ジャマイカにおける脱植民地化を目指したアクティビズムにも学術的な視点から関わってきた。人権弁護士のジャスミン・ランドやネルソン・マンデラの孫であるンダバ・マンデラらと演説ツアー「アイ・アム・ザ・チェンジ(私が変わる)」に参加。祖父母であるボブとリタ・マーリーが歌った「One Love」を、ドニーシャは「愛」をキーワードとした行動への呼びかけと捉えている。
カルメリータ・ヌキ Carmelita NUQUI
(NGO「DAWN」(女性の自立のためのネットワーク)代表)
在日フィリピン人労働者、および帰国した女性やその子どもたち(JFC:日比国際児)の権利保護を訴えながら、女性と子どもの社会的自立と生活向上のための支援をおこなっている。DAWNの演劇グループ「劇団あけぼの」は、これらの課題への啓発を目的とした日本公演ツアーを継続的に実施。DAWNと母親たちのサポートを通じ、医師や会計士として活躍するJFCも輩出してきた。また、フェアトレードによる代替生活支援プロジェクト「SIKHAY」では、高品質な手織り製品の技術指導を通じて女性たちの経済的自立を促進す。2026年2月21日に設立30周年を迎えたDAWNは、現在、帰国した女性労働者に加え、ジェンダーに基づく暴力や人身売買のサバイバー、およびその家族への支援へと活動の幅を広げている。
公式ホームページ https://www.dawnphil.com/
前田 哲男 MAEDA Tetsuo
(軍事ジャーナリスト)
長崎放送記者を経て、フリージャーナリストに転向。1970年代はマーシャル諸島ビキニ環礁で行われた核実験、1980年代は中国四川省重慶に対し日本陸海軍航空隊が実施した無差別爆撃の実態を日中双方の記録などを取材。自衛隊、米軍基地、沖縄問題などを「人間の安全保障」の立場から批判的、かつ対抗構想を提示して論じている。平和憲法の理念を具現化した「平和基本法」制定の提唱者にも名を連ねた。著書に『棄民の群島−ミクロネシア被爆民の記録』(筑摩書房)、『なんのための秘密保護法か その本質とねらいを暴く』、『ハンドブック 集団的自衛権』(共に岩波書店)、『9条で世界を変える平和基本法』、(高文研)、『Q&Aで読む日本軍事入門』(吉川弘文館)、『敵基地攻撃論批判』(立憲フォーラム)など多数。
鎌田 慧 KAMATA Satoshi
(ルポライター)
日本の社会派ルポライターの代表的存在で、原発や教育、労働などをテーマに現場に密着した取材を続けている。東日本大震災に伴う東電・福島第一原発事故を受け、2011年6月より、作家の大江健三郎さん、音楽家の坂本龍一さんらと共に、政府に脱原発への政策転換を求める「さようなら原発1000万人運動」を展開、呼びかけ人を務める。著書に毎日出版文化賞を受賞した『六ヶ所村の記録』、『ひとり起つ―私の会った反骨の人』、『狭山事件の真実』(岩波現代文庫)、『原発暴走列島』(アストラ)、『沖縄―抵抗と希望の島』(七つ森書館)、『自動車絶望工場』(講談社文庫)、『反骨 鈴木東民の生涯』(講談社文庫、新田次郎賞)など。ピースボート 「旅と平和」 エッセイ大賞の選考委員長も務めている。
西畠 清順 NISHIHATA Seijun
(プラントハンター)
幕末より約150年続く花と植木の卸問屋、「花宇」の五代目。日本全国・世界数十ヵ国を旅し、収集している植物は数千種類。日々集める植物素材で、国内はもとより海外からの依頼も含め年間2000件もの案件に応えている。2012年、ひとの心に植物を植える活動”そら植物園”をスタートさせ、植物を用いた様々なプロジェクトを多数の企業・団体などと各地で展開、反響を呼んでいる。著書に『教えてくれたのは、植物でした 人生を花やかにするヒント』、『プラントハンター 命を懸けて花を追う』(徳間書店)、『そらみみ植物園』(東京書籍)など。
そら植物園 公式ホームページ https://from-sora.com/
吉岡 淳 YOSHIOKA Atsushi
(カフェスロー代表、カフェローカル代表、NHK文化センター世界遺産講師、 元日本ユネスコ協会連盟事務局長、ナマケモノ倶楽部理事)
日本ユネスコ協会連盟の元事務局長として、30年にわたり世界遺産の保護や広報活動に携わる。南米エクアドルで先住民族の生き方に触れたことをきっかけに、地域でできる地球に優しいライフスタイルを提案するオーガニック料理の店「カフェスロー」を2001年に設立。2019年から、カフェスローに加えて東京・国分寺駅ビルに「カフェローカル」をオープンし、地域の食材を使った料理とオーガニックメニューを提供している。船内では世界遺産を通して地球46億年の歴史と人類文明や、コミュニティビジネスとしてのスローカフェの作り方などのテーマで企画を行う予定。著書に『しあわせcafeのレシピ: カフェスローものがたり』(自然食通信社)がある。
高橋 和夫 TAKAHASHI Kazuo
(国際政治学者、放送大学名誉教授)
世界情勢をわかりやすい言葉で解説する国際政治学者として、ニュース番組からワイドショーまで数多くのテレビ番組に出演。専門は国際政治学、中東研究。世界の複雑な問題を鋭く、かつわかりやすく解説してくれる講座は、毎クルーズ人気が高い。著書に『なぜガザは戦場になるのか:イスラエルとパレスチナ 攻防の裏側』(ワニブックスPLUS新書)『アラブとイスラエル:パレスチナ問題の構図』(講談社現代新書)、『ロシア・ウクライナ戦争の周辺』(GIEST)など多数。
公式ブログ https://ameblo.jp/t-kazuo
李 政美 イ・ヂョンミ LEE Jeongmi
(歌手)
東京・葛飾生まれの在日コリアン2世。国立音楽大学在学中から朝鮮民謡、フォークソング、フォルクローレなどを歌いはじめる。ドラマ・映画の挿入歌等を手がける傍ら、さまざまなミュージシャンとの共演、ソロ活動を続ける。1994年に屋久島に住む詩人・山尾三省の詩「祈り」に曲を付け歌ったのをきっかけに、オリジナル曲を作り始める。現在はジャンルを超えた幅広いレパートリーでライブ、ソロコンサートを展開。2003年には韓国ソウルで初公演を行い、韓国の聴衆を魅了する。心にしみとおる深く透明な歌声で、日本全国及び韓国全土にファンの裾野をひろげている。
李政美の世界 http://leejeongmi.com/index.htm
半田 滋 HANDA Shigeru
(東京新聞論説兼編集委員)
1955年生まれ。下野新聞社を経て、1991年中日新聞社入社、東京新聞論説兼編集委員。獨協大学非常勤講師。法政大学兼任講師。1992年より防衛庁取材を担当し、米国、ロシア、韓国、カンボジア、イラクなど海外取材を多く経験している。防衛政策や自衛隊、米軍の活動について、新聞や月刊誌に論考を多数発表。2007年、東京新聞・中日新聞連載の「新防人考」で第13回平和・協同ジャーナリスト基金賞(大賞)を受賞。著書に、『「北朝鮮の脅威」のカラクリ 』(岩波ブックレット)、『零戦パイロットからの遺言 原田要が空から見た戦争』『僕たちの国の自衛隊に21の質問 』(講談社)、『日本は戦争をするのか-集団的自衛権と自衛隊』(岩波新書)など。