水先案内人

ピースボートの旅をより有意義なものへと導くナビゲーターが「水先案内人」の皆さん。訪れる土地の専門家やジャーナリスト、各界の著名人、エンターテイナーなど、その顔ぶれは実に多彩です。まなぶ・たのしむ・つくる━“先生”とはひと味違う水先案内人が、地球一周をより豊かにナビゲートします。

ビデオメッセージ

これまでにご乗船いただいた方々(順不同、敬称略)

...
佐藤 勝秀 SATO Katsuhide

(神戸山手大学教授、現代社会学部観光学科)

1960年長野県生まれ。大学卒業後キャセイパシフィック航空に入社。入社後、30年間旅客営業として日本と海外の交流事業に携わり、50代にして大学教員に転身。以後、富山国際大学准教授、甲南女子大学准教授を経て現職。現在は大学で観光学、ホスピタリティ、異文化理解を教えるかたわら、京都祇園祭鷹山の復興、大蔵流茂山社中として狂言の稽古に精を出す日々でもある。趣味はスキー、天文、散歩など。御所と鴨川を歩きながら、日本と京都の四季の移り変わりを楽しむ毎日。好きな街はザルツブルグ、ケンブリッジ、京都。

...
アンナ・ガブレビッチ Anna GAWLEWICZ

(社会科学者)

グラスゴー大学(英国)の公共政策と研究手法の講師。学際的な社会科学者であり、国際移住とそれが社会的・文化的多様性の促進にどのように寄与しているかを研究している。専門は中東欧、特にポーランドから英国への移民で、受け入れ側の社会において移民が経験する定住、文化的差異および帰属意識について調査している。また質的研究者でもあり、人々と密接に関わりながら、彼・彼女らがどのような存在であり、どのように物事を理解しているのかを探求している。現在は、新型コロナウイルスとブレグジットが英国における移民や長期定住者に与える影響、またそれらが英国社会にどのような結果をもたらすかを研究している。

...
曽山 尚幸 SOYAMA Naoyuki

(書道家[席上揮毫])

1983年新潟県生まれ。筆で縁を繋いで旅をする書家(縁筆書家)。18歳の時に患った悪性リンパ腫ステージⅣ、19歳での骨髄移植が人生の転機となり、ガンジーの言葉「明日死ぬかのように生きよ、永遠に生きるかのように学べ」をモットーに生きる。小学生当時「お手本通りが一番」に違和感を感じ、独学で書をはじめ、生涯作品数でピカソを越えるつもりで取り組んでいる。(15万点以上)2011年著書『無差別料理研究家SOYAMAXの闘病記 悪性リンパ腫19歳の骨髄移植』(文芸社)を執筆。沖縄で調理師免許取得。けん玉道初段。
公式ホームページ https://soyamax.jp/profile/

...
里地帰 SATOCHIKI

(二胡弾きのシンガーソングライター)

アジアの伝統楽器「二胡」を弾きながら歌う「二胡弾き語り」スタイルを独自に確立。 国際文化交流をはじめ、毎月のように日本と台湾を往来しながら、アジアを繋ぐ架け橋アーティストとして活動している。また、日本の木材と和紙を素材として使用している和風の二胡「和胡」の発案や開発(制作者:西野和宏氏)、二胡の演奏体験・楽器制作体験会開催や二胡教室の主宰など二胡の普及にも力を注ぐ。自身の活動のほか、他アーティストのライブサポートやレコーディング、他楽器とのコラボレーションや映画音楽を担当するなど活動の幅を広げている。
公式ホームページ https://satochiki.jp/

...
和仁 廉夫 WANI Yukio

(ジャーナリスト)

1956年東京都生まれ。神奈川県立高校、予備校の教壇生活(日本史)を経て、現在にいたる。香港軍政史研究を端緒に、香港、澳門、台湾、日本の華僑・華人社会と交わり、日本との関係史や現状分析を手がける。著書に、『旅行ガイドにないアジアを歩く・香港』(編著・梨の木舎)、同書を底本にした香港での出版著書である『歳月無聲 一個日本人追尋香港日佔史迹』(香港・花千樹出版)、また『歴史教科書とナショナリズム』( 社会評論社 )、『香港軍票と戦後補償』(共編・明石書店)などがある。近著では『三竈島事件 日中戦争下の虐殺と沖縄移民』(共著・現代書館)を上梓した。

...
エイダ・ホ Ada HO

(起業家、コミュニティオーガナイザー、パッショニア代表)

旅人と地元民をつなぎ、より豊かな経験と学びを生み出すパッショニア(Paxxioneer)というインターネット中心の会社を起業。2009 年社会的企業である「L plus H Fashion」を共同創設し、十分なサービスを受けることができなかった人々に雇用の機会を提供し、香港の新世代のファッションデザイナー、技術者、衣料業界従事者を生み出している。また非営利組織「L plus H Creations 財団」を共同創設。恵まれない子どもたちに自信、克己心、チームワーク精神を育み、前向きな考えや個性を培うためにプロによるミュージカルの指導を取り入れている。二つの長編ミュージカル、そしてドキュメンタリー「My Voice, My Life」のプロデューサーとしても知られている。また、香港大学の名誉助教授や明報新聞の週刊コラムニストも務め、リーダーシップと経営に関する著作を6冊出版。2018年、ナショナルジオグラフィック中国冒険賞を受賞。

...
忍足 謙朗 OSHIDARI Kenro

(国連世界食糧計画(World Food Programme – WFP)元アジア地域局長)

30年以上にわたり国連に勤務し、人道支援、開発支援の現場で活躍。WFP ではボスニア紛争、コソボ紛争などの紛争地、内戦時代のカンボジア、スーダン共和国等で大規模な緊急支援の指揮をとる。2009年から2014年まで WFP アジア地域局長を務め、紛争が続くアフガニスタンや政治的に複雑な北朝鮮などを含むアジア14ヵ国の支援の総責任者となる。この道のリーダー的存在として国内外で評価され、2006年にTBS「情熱大陸」、2014年にはNHK「プロフェッショナルー仕事の流儀」に出演。2015年から日本国内での活動を開始、国際協力に興味を持つ若い世代の育成に取り組んでいる。著書に『国連で学んだ修羅場のリーダーシップ』(文藝春秋)がある。
NHKプロモーション https://www.nhk-p.co.jp/kouen/%E5%BF%8D%E8%B6%B3%E8%AC%99%E6%9C%97/

...
カレド・エマム Khaled EMAM

(人権弁護士、 “Justice Call” 代表)

エジプト出身の国際人権弁護士。国際法、平和構築、人権の分野で豊富な経験を持ち、権利を必要とする個人やコミュニティの権利擁護に尽力している。子どもや若者のためのメジャーグループ(MGCY)の組織パートナーとして、包括的で持続可能な社会の発展における若者の参加促進に重要な役割を果たしている。国連若者開発に関する機関間ネットワーク(IANYD)の元共同議長であり、国連経済社会理事会(ECOSOC)77代議長のマルチステークホルダー諮問委員も務めた。ハーバード大学、スタンフォード大学、フローニンゲン大学や、国連総会、国連ハイレベル政治フォーラム、国際刑事裁判所(ICC)、国連経済社会理事会(ECOSOC)ユースフォーラムなどのイベントで多数の講演をおこなってきた。カイロ大学で法学士および国際法修士の学位を取得し、ハーバード大学の管理職向けパブリックリーダーシップコース修了。

...
のはら ヒロコ NOHARA Hiroko

(ミュージシャン)

茨城県生まれ。幼少期よりピアノを習い音楽に親しむ。大学時代にはブラジル音楽に傾倒し歌い始める。卒業後、日本のゴスペルシンガーの第一人者亀渕友香さんを中心に1993年に結成されたゴスペルを主とするクワイア「The Voices of Japan(VOJA)」に2018年まで所属。これまでにSuperfly、葉加瀬太郎、LOVE PSYCHEDELICOほかさまざまなアーティストのバックコーラスを始め、ゴスペルクワイアでの講師を務める。近年は、ハワイアンステージでも歌うなどジャンルにとらわれない活動を展開中。

...
袁 群 エン・グン YUAN Qun

(中国北京第一中西医結合病院内分泌科教授、日本東北大学医学部医学博士)

中国南京出身。大学医学部で漢方医学と西洋医学を学び、臨床医として中国中医科学院で臨床や研究に従事した後、外国人特別研究者として来日。「杜の都」仙台で8年間暮らし、東北大学にて医学博士号を取得後、医者として仙台の病院の内科医としても勤務した。中国へ帰国し20年余り経った今でも、「青葉城恋の歌」のメロディに酔い、七夕の飾りが揺れる仙台を懐かしむ。糖尿病、痛風、肥満及び甲状腺病など生活習慣による代謝性疾患を専門に扱い、自然と人間の結びつきを総合的に考え、日常生活を調節しながら治療する。中国各地、アメリカやヨーロッパなどの学会で、代謝性疾患に対する自然治療の講演が大好評。

1 21 22 23 27
TOP